化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

組成の異なる種々のポリウレタンに適用できる構造・物性解析例も紹介する。

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年9月7日(水)10:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室2  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

龍谷大学 Ryukoku Extension Center 顧問 石原英昭 氏

定 員

 30名

趣 旨

 ポリウレタンは、基本組成および組成分布をいろいろ変化させることができ、用途に応じて分子設計されるテーラーメイドポリマーである。物性の発現が賦形化された成形体の内部構造とどのような関係にあるかを把握しておくことは大切で、新たに分子設計を行うときの方向性や指針を与えてくれることになる。
 本講座で紹介するポリウレタンの構造・物性解析例は、組成の異なる種々のポリウレタンに対してその解析手法が適用でき、応用が利くものであることを示唆している。微細構造論的な知見が新たな分子設計や構造設計に役立ち、研究開発の一つの手助けになるものと思われる。

プログラム

1.はじめに

2.ポリウレタンを知る
 2-1 ポリウレタンの種類と重合法
 2-2 ポリウレタンの基本組成と化学構造
 2-3 ポリウレタンのブロック性と組成分布

3.ポリウレタンの構造・物性の基本を知る
 3-1 粘弾性挙動と一次構造との関係
 3-2 化学構造と応力~歪関係
 3-3 Mooney-Rivlin式のC1項とC2項の物理的解釈
 3-4 ポリウレタンのハードセグメントの凝集構造
 3-5 ポリウレタンの化学構造と高次構造の形成

4.大変形下における構造変化を知る
 4-1 ハードセグメント凝集構造の配向挙動
 4-2 ハードセグメントとソフトセグメントの分子配向挙動
 4-3 高次構造の変化挙動 

5.ポリウレタンの温度変化による構造・物性変化を知る
 5-1 ハードセグメント配向の温度依存性
 5-2 物性の温度依存性

6.高性能・高機能化への分子設計・構造設計の例を知る
 6-1 ポリウレタンの理想ゴム弾性へのアプローチ
 6-2 ポリウレタンの低温弾性回復性の改良
 6-3 ポリウレタンの染色性向上
 6-4 ポリウレタンの透湿機能の向上

7.成形シミュレーションの応用を知る
 7-1 乾式成形理論の基本
 7-2 シミュレーション結果と構造・物性の関係

8.質疑応答
 8-1 自由な質疑応答
 8-2 個別相談