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精密重合制御(リビング重合技術)の考え方と、これに基づく精密ラジカル重合の開発例、実用化や応用展開まで、実例を交えて概観します!!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年9月7日(水)10:00~16:00
       会  場:ドーンセンター 4F 大会議室3  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

京都大学 大学院 工学研究科 高分子化学専攻 教授 博士(工学) 澤本光男 氏

<ご専門>
高分子化学,高分子合成

<学協会等>
高分子学会,日本化学会,米国化学会

<ご略歴>
(1974) 昭和49年 3月 京都大学工学部高分子化学科 卒業
(1976) 昭和51年 3月 京都大学大学院 修士課程 高分子化学専攻修了
(1979) 昭和54年 3月 京都大学大学院 博士課程 高分子化学専攻修了
(1979) 昭和54年 7月 工学博士 (京都大学)
(1979) 昭和54年 4月 京都大学工学部高分子化学科 日本学術振興会研究員
(1980) 昭和55年 5月 米国 アクロン大学 高分子科学研究所 客員研究員
(1981) 昭和56年 10月 京都大学工学部高分子化学科 助手
(1991) 平成 3年 4月 京都大学工学部高分子化学科 講師
(1993) 平成 5年 8月 京都大学工学部高分子化学科 助教授
(1994) 平成 6年 7月 京都大学工学部高分子化学科 教授
(1996) 平成 8年 4月− 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻 教授(改組)

【役職】
 日本学術会議 連携会員
 公益社団法人 高分子学会 前会長
 公益社団法人 日本化学会 理事,国際交流委員長
 Advisory Editor, Journal of Polymer Science, Part A: Polymer Chemistry

【受賞】
(1992) 平成 4年5月 高分子学会 高分子学会賞
(1999) 平成11年3月 日本化学会 学術賞
(2002) 平成14年4月 米国化学会 The Arthur K. Doolittle賞(PMSE部門)
(2012) 平成24年7月 王立英国化学会 Macro Group UK Medal for Outstanding Achievement in Polymer Science
(2013) 平成25年5月 高分子学会 高分子科学功績賞 (平成24年度)
(2014) 平成26年7月 NIMS賞(物質・材料研究機構)
(2015) 平成27年11月 紫綬褒章
(2016) 平成28年4月 フンボルト研究賞 (Humboldt Research Award) (ドイツ外務省)

●ホームページアドレス: http://living.polym.kyoto-u.ac.jp
 

 

定 員

 30名

習得できる知識

 ・ラジカル重合の基礎
 ・精密ラジカル重合の開発と展開
 ・精密ラジカル重合の応用展開と未来

趣 旨

 精密(リビング)ラジカル重合の基礎から応用までを詳しく解説します。とくに,ラジカル重合の基礎を踏まえた精密重合制御(リビング重合技術)の考え方を解説し,これに基づく精密ラジカル重合の開発例と現況を述べます。さらに,最近の状況に注目して,精密ラジカル重合の実用化や応用展開について,実例を交えて概観します。

プログラム

1.ラジカル重合の基礎
 1.1 付加重合・連鎖重合
 1.2 ラジカル重合の基礎
   1.2.1 ラジカル重合のモノマーと開始剤
   1.2.2 ラジカル重合の課題

2.精密ラジカル重合
 2.1 重合の精密制御の考え方
   2.1.1 精密重合・リビング重合の開発
   2.1.2 重合の精密制御の一般原理(ドーマント種)
   2.1.3 精密重合の最近の展開
 2.2 精密ラジカル重合
   2.2.1 精密ラジカル重合の開発
   2.2.2 精密ラジカル重合の実例

3.精密ラジカル重合による精密高分子合成
 3.1 精密ラジカル重合の特徴と課題
    ・精密重合でしか得られない高分子材料とは何か?
 3.2 精密ラジカル重合の応用展開
   3.2.1 精密ラジカル重合の実用化の実例
   3.2.2 ブロックポリマーとその応用(色素分散剤,固体電解質,熱可塑性弾性体など)
   3.2.3 末端官能性ポリマーとその応用(シーラント,建築材料など)
   3.2.4 星型ポリマーとその応用(水浄化剤,分子認識など)
 3.3 精密重合と精密高分子合成の未来