化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~特異性/直線性/範囲/真度/併行精度/室内再現精度/検出限界/定量限界/頑健性~
統計の基礎/基準値設定の考え方をふまえPIC/S査察メモに学ぶ留意点を解説!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年9月6日(火)10:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 中会議室2  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

合同会社KMT Pharm. Consulting Japan CMC開発推進部長 高橋謙一 氏
《ご専門》
 CMC分析技術開発、薬事申請
《ご略歴》
 住友化学工業(現在の住友化学)㈱の分析研究部門で約20年間、医薬品及び原薬の開発に携わり、約3年間、原薬工場で品質管理に従事する。
 その後、㈱住化分析センターで5年間、薬物動態に係る分析、分析法バリデーション実施等の受託試験を実施し、7年間、薬事グループで製造販売承認申請時の照会対応、原薬のマスターファイル登録申請業務等に携わり、現職に至る。
 合同会社KMT Pharm. Consulting Japanでは、セミナー講演講師、医薬品の製造販売承認申請の添付資料の作成サポート、MF登録用資料の作成・原薬等国内管理人、照会対応等に携わる。

定 員

 30名

趣 旨

 医薬品(製剤)および原薬等の研究開発段階から商用生産(GMP)段階に至るまで、原料、中間体および製品(原薬・製剤等)を信頼できる方法で分析しなければならない。使用する分析法が信頼できることを確認するためには、分析法バリデーションを実施し、バラツキ(併行精度)、添加回収率(真度)や検量線(直線性)などの分析能パラメータを評価することにより、分析法が意図する目的に合致していることを科学的に立証することが重要である。今回は、これから医薬品等のCMC関連業務に携わる方々を対象に、分析能パラメータ、分析法バリデーションに必要な統計の基礎、分析バリデーションの実施例、ならびに分析能パラメータの基準値設定の考え方について分かりやすく解説致します。日頃から分析法バリデーションに関して疑問をお持ちの方は是非ご参加下さい。

プログラム

 1.分析法バリデーションとは
  1-1 定義
  1-2 医薬品の開発過程における実施目的
   (1) 分析法の開発と出来ばえ評価
   (2) 分析法の妥当性の確認
    ・特異性
    ・直線性
    ・範囲
    ・真度
    ・併行精度  
    ・室内再現精度
    ・検出限界
    ・定量限界
    ・頑健性  
  1-3 分析能パラメータの評価方法

 2.分析法バリデーションに必要な統計の基礎
  2-1 正規分布と標準偏差
   (1) 標準偏差の求め方
   (2) 正規分布における片側検定
  2-2 分析法バリデーションに必要な試験数
  2-3 第1種の過誤と第2種の過誤
  2-4 母平均、母分散の信頼区間の推定 
  2-5 最小二乗法による検量線の作成
  2-6 相関係数

 3.分析バリデーションの実施例
  3-1確認試験
   (1)呈色反応
   (2)赤外吸収スペクトル測定法
   (3)薄層クロマトグラフィー
  3-2 純度試験
   (1)LCによる類縁物質の定量
   (2)重金属
  3-3 定量法
   (1)LCによる有効成分の定量
  3-4 GMP適合性調査に学ぶLC限度試験

 4.日局収載試験方法の適格性の検証

 5.分析能パラメータの基準値設定
  5-1 分析法開発時
  5-2 ルーチン分析前の妥当性の確認時

 6.GMP(PIC/S)査察メモに学ぶ分析法バリデーション実施に関する留意点