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~線形・非線形破壊力学の基礎から有限要素法によるき裂解析/き裂進展シミュレーション、構造部材への適用例まで~
破壊力学の基礎、有限要素法解析に関することがら、よくある勘違いなどについて説明した後、講師が行ってきた解析事例もご紹介!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年8月26日(金)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 研修室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

東京理科大学 理工学部 機械工学科 教授 Ph.D. 岡田 裕 氏

<ご専門>
計算固体力学、計算破壊力学、有限要素法など

<学協会>
日本機械学会、自動車技術会、日本計算力学連合、計算工学会、日本溶接協会(個人会員)

<ご略歴>
1986年3月 東京理科大学理工学部機械工学科卒業
1990年9月 Georgia Institute of Technology,博士課程修了(Ph.D.)Georgia Institute of Technology,博士研究員、
     (株)日産自動車 総合研究所 車両研究所等を経て
1996年4月 鹿児島大学工学部機械工学科,助教授
2002年4月 同大理工学研究科ナノ構造先端材料工学専攻,助教
2009年4月 東京理科大学理工学部機械工学科,教授、現在に至る

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・破壊力学問題を取り扱う必要がある技術者(特に有限要素法を用いる方々)
 ・有限要素法による破壊力学解析を応用したい方(主に航空機,船舶,発電用機器などに関連する技術者)
 ・有限要素法を用いた破壊力学の基礎(KやJなど破壊力学パラメータ)を学びたい方

習得できる知識

 ・破壊力学の基礎知識
 ・破壊力学パラメータの基礎知識
 ・有限要素法を用いた破壊力学解析の基礎知識

趣 旨

 破壊力学は、き裂損傷を受けた機械構造の構造健全性、構造裕度や余寿命を評価する上で無くてはならない力学ツールです。破壊力学と有限要素法などの数値解析手法を用いた破壊力学解析に関する基礎知識を正しく理解し、き裂損傷を受けた機械構造の評価に繋げていただきたく思います。破壊力学評価を実施する上で、解析と実験はその両輪となりますが、本セミナーでは解析的事項について詳しく解説する予定です。内容は、破壊力学の基礎、有限要素法解析に関することがら、よくある勘違いなどについて説明した後、講師が行ってきた解析事例についてご紹介する予定です。

プログラム

1.き裂とき裂の力学の基礎(その1)
  1-1.なぜき裂の解析に破壊力学が必要?
  1-2.き裂の変形モード
  1-3.応力拡大係数とき裂の漸近解
  1-4.エネルギ解放率

2.き裂とき裂の力学の基礎(その2)
  2-1.応力拡大係数とき裂の漸近解の導出(Airyの応力関数)
  2-2.特異応力場について(線形・非線形問題)
  2-3.特異応力場について(弾塑性き裂進展)

3.有限要素法を用いたき裂解析の基礎
  3-1.直接法とエネルギ法
  3-2.エネルギ法によるエネルギ解放率や応力拡大係数計算
    3-2-1.仮想き裂進展法
    3-2-2.仮想き裂閉口積分法
    3-2-3.J積分法
    3-2-4.相互積分法による混合モード応力拡大係数の計算
  3-3.三次元問題への拡張
  3-4.やっていいこと、いけないこと・・・ありがちな勘違い

4.解析例題紹介とまとめ
  4-1.有限要素法によるき裂の解析例
  4-2.まとめ