化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ケーススタディーに学ぶ、自社有利を勝ち取る交渉と条文の技法~
☆ 医薬品ライセンスの特殊性を熟知する講師による自社有利を勝ち取るための、技術紹介の仕方、交渉前の仕掛け、有利な契約条項の書き方、交渉の仕方、デッドロックの解決方法、有利な経済条件の決め方、契約終了時の取り決め等、詳解する!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年8月24日(水)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 研修室
                → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

(有)医薬ライセンス研究所 代表取締役 工学博士 岩並澄夫 氏

【ご略歴・ご活躍】
1.文部教官助手(九州大学:生産科学研究所)
2.山之内製薬(中央研究所):中枢薬®Emilace の筆頭発明者
3.1) 山之内国際ライセンス部にてRoche, Ciba-Geigy, B.Ingelheim, Sandoz等多数社への技術・製品導出入紹介・交渉及び契約締結(実施責任者として)
 2) Novartis Pharma AGのための日本企業(旭化成ファーマ、エーザイ、田辺、小野、大日本住友製薬、富山化学、山之内製薬等)との導出入契約交渉の日本担当責任者として、交渉・契約締結等
4.日本ライセンス協会 LES 会員(研修委員)、医薬ライセンシング協会 JPLA 会員

【業務関連実績】
専門:医薬品・技術国内外ライセンス、研究提携に関する事業開発戦略、提携交渉
契約:国際及び国内ライセンス契約、医薬品供給契約、医薬品譲渡契約、研究提携契約等に付き契約書草案作成、交渉、締結
実績:交渉担当、責任者として、交渉・締結した主要なライセンス、研究・開発アライアンス及び関連契約先の例(旧社名含む): 山之内製薬及びノバルティスファーマ在籍
Aberdeen Univ, Alcon, Amgen, Avant, Bayer, Beecham, Boehringer Ingelheim, Boot, British Biotech, Ciba-Geigy, E.Merck, Ferring, Gedeon Richter, Genetics Inst, GSK, Hoechst, Ludwig Inst, Merck KGaA, Merck, Inc. Norton, Novo-Nordisk, Novartis AG, Ohmeda, Oxford Molecule, Roche, Schering AG, Sandoz, Sterling, Syntex, Tocris, Tularic, Unimed, Utrecht/Groningen/ Leiden Univ, Upither, US Red Cross HP, W-Lambert, Wyeth, Zeneca, 中国科学院, アステラス, 旭化成, アズウェル, エーザイ, 大日本製薬, 久光製薬, 日本化薬, 大塚製薬, 三共, 住友製薬, 武田薬品, 田辺製薬, 山之内製薬,東大, 富山化学, 筑波大,国内外バイオベンチャー他多数(250件以上)

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・製薬関連企業・アカデミアにおける事業開発/ライセンス担当者
 ・研究所技術導出入担当者及び法務担当者並びに同業務に興味を持つ方

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。但し、業務経験ある人はそれなりに新規な知識が身につきます。

習得できる知識

 導出・入の立場の違いによって、Win-Win Dealで有りながら自社有利な条件を勝ち取るための高度なノウハウを経験の有無の差異によらず、各人の経験に応じたかたちで獲得できます。

趣 旨

 医薬ライセンス契約交渉では、インとアウト、それぞれの立場により、押さえるべき点が大きく異なる。
 本講座では、医薬品ライセンスの特殊性を熟知する講師が集めた多くの事例研究に基づきWin-Winの中にも自社有利を勝ち取るための、技術紹介の仕方、交渉前の仕掛け、有利な契約条項の書き方、交渉の仕方、デッドロックの解決方法、有利な経済条件の決め方、契約終了時の取り決め等の重要ポイントが有ることを知り、契約交渉にはらむ潜在的リスクとその回避方法につき学ぶ。
 契約締結から10年後に時限爆弾となり企業経営に大きなダメージを与えるのは、契約締結時の知識不足、経験不足故で有り、事例を知り対策を学ぶことでそのリスクを最小化する。後日大問題を引き起こした事例では何が原因だったか?インとアウト、それぞれの立場で絶対に譲れない点、状況により妥協出来る点を知り、論理的思考に基づくディールの基本原則と実践に基づく経験則を組み合わせ、自社の要求を契約書に巧みに盛り込み、自社有利な条件を得るためのノウハウを併せて習得する。

 「医薬ライセンス交渉の世界は宝の山である。知識と経験の不足は製品と技術を台無しにし、達人はそれを最大化する。」

プログラム

はじめに

1.ライセンスイン及びライセンス・アウトのプロセス
 1.1 インとアウト、製品紹介、探索・評価でのポイント
  ・差別化できる紹介資料とは?導出入活動開始のタイミングは?
  ・有利な契約条件を勝ち取るための交渉前の作戦とは?
  ・或る大手製薬企業の導入候補製品の絞り込みの具体例とは?
  ・具体的なDD(Due Diligence)の進め方は?DDの法的拘束力とその事件簿  
 1.2 インとアウト、交渉プロセスでのポイント
  ・インとアウト、立場の違いを意識した行動を取る
  ・主要契約条件の中身とその決め方(経験より論理性が重要)
  ・ライセンス対価の内訳、妥当な経済条件とは?
  ・契約地域はWWで本当によいのか?
  ・適応症、Switch OTC、併売・コプロ権、原末製造権の取り扱いは?
  ・Option権とFRRの違いは?競合製品の扱いは?
  ・成果の所有権/改良技術に対する実施権は?
  ・契約期間、M&A、契約終了時に返還するものは?
  ・相手が嫌がる契約条項の挿入を渋々同意させる方法とは?

2.インとアウトで大きく異なる望ましい契約条件とは?
  ・インとアウト、各契約・各条項の比較と対比
  ・導入側と導出側のCDA、MTA:立場の違いで7種類もの雛型?
  ・導入側と導出側のLA(ライセンス契約)多数の事例研究有り
  ・実施権許諾、契約金、マイルストン、情報交換、運営委員会
  ・開発、販売、原体.製品供給、ロイヤルティ、競合品
  ・契約期間、満了、終了、解約条項

3.相手により異なる交渉の留意点
  (外国企業、製薬企業、バイオベンチャー、独立行政法人、大学法人と巧く交渉するには?)
  ・ライセンス交渉の基本、両者が得をする交渉とは?
  ・外国企業との交渉、留意点は?文化の違い?Japan premium?
  ・今になって、表面化する10-20年前の付け
  ・外国企業が日本で用意すべき点は? High Context Cultureと契約条文は?
  ・日本子会社の役割?
  ・バイオベンチャーとの交渉での留意点は?バイオベンチャーが学ぶべき事は?
  ・中堅企業やベンチャー企業が大手と互角に交渉することは可能か?
  ・独立行政法人、大学法人との交渉での留意点は?
  ・独立行政法人、大学法人が学ぶべき事は?
  ・医薬品事業の特殊性を知る

おわりに

 【質疑応答・名刺交換】