化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2016年7月27日(水)13:10~16:40
       会  場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室
            東京都千代田区神田神保町3-2   → 会場へのアクセス 
       参 加 費:43,200円(税込) ※ 資料代を含む

講 師

中條善樹 氏 / 京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授
 
【略歴】
昭和55年京都大学大学院工学研究科合成化学専攻博士課程修了(工学博士)。昭和56年名古屋大学工学部助手、
61年京都大学工学部講師、平成6年同学工学研究科助教授、7年同教授。
平成25-26年度近畿化学協会会長、26年度日本化学会筆頭副会長、22-29年度有機合成化学研究所理事長、
27年度元素ハイブリッド研究会会長、28-29年度高分子学会会長、日本学術会議第23期連携会員。
平成24-28年度文部科学省科学研究費新学術領域研究「元素ブロック高分子材料の創出」領域代表。
高分子学会奨励賞(昭和61年)、高分子学会賞(平成3年)、日本化学会学術賞(平成14年)、日本化学会賞(平成28年)。
専門:高分子合成、無機高分子、反応性高分子、有機-無機ハイブリッド材料、元素ブロック高分子材料。
原著論文559報、総説79報、書籍44冊、特許61件、国際会議招待講演169件。
 

セミナーの趣旨

 有機-無機ハイブリッド材料をさらに進化させた概念として「元素ブロック材料」が最近提案された。有機化学の手法と無機元素ブロック作製技術を巧みに利用した革新的合成プロセスにより、多彩な元素群で構成される「元素ブロック」を開拓し、その精密結合法の開発によって「元素ブロック高分子」を合成する。さらに、非共有結合による相互作用や異種高分子成分のナノ相分離などを利用した固体状態での材料の高次構造の制御を行う。この元素ブロック材料の概念と実例、その合成法と特性、特に産業的な応用展開について、まとめて分かり易く解説する。
 

プログラム詳細

1. 有機-無機ハイブリッド材料とは

2. いま何故ハイブリッド材料か

3. ナノハイブリッド材料の合成法

4. 分子分散の原理

5. ナノハイブリッド材料の工業的利用の可能性

6. ハイブリッド材料の新概念としての元素ブロック材料
 6-1. 元素ブロックの合成
 6-2. 元素ブロック高分子
 6-3. 元素ブロック材料

7. 元素ブロック材料の実例
 7-1. 有機ホウ素錯体元素ブロック
 7-2. かご状シルセスキオキサン元素ブロック

8. 元素ブロック材料の産業的応用展開
 8-1. 界面・階層制御材料
 8-2. 電子・イオン制御材料
 8-3. 光学透明材料
 8-4. 高効率発光材料
 8-5. 光電変換デバイス
 8-6. 生医学的応用展開

9. 未来を化学で元気にする元素ブロック材料

【質疑応答・名刺交換】