化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~誤差要因の影響をなくし誤差要因に強い安定設計手法~

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年7月7日(木)10:30~16:30
       会  場:ドーンセンター 4F 大会議室3  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

㈲アイウエル 代表取締役 林 裕人 氏
【略歴など】
1987年㈱和泉電気富山製作所入社、汎用リレーの設計、品質管理、信頼性試験に従事し、品質技術保証室 室長を務める。
その後、和泉電気㈱本社 研究開発センター主任、㈲アイテックインターナショナル シニアコンサルタントを経て、2003年 ㈲アイウエルを設立。
品質工学会に所属し、品質管理、品質工学(タグチメソッド)、ISO 9000、発明的問題解決法(TRIZ)NM法、等価変換理論、品質機能展開、FMEA、FTA、信頼性工学、統計的手法(検定・推定)に精通する。著書には、『開発・設計の効率化』(日科技連、共著)、『入門パラメータ設計』(日科技連、共著)、『本当に役立つTRIZ』(日刊工業新聞、共著)などがある。

定 員

 30名

受講対象・レベル

 研究、開発、設計、生産技術、生産、品質保証部門技術者
 市場に出荷された後でトラブルの発生がなく、安定した商品開発をしたい方
 製品の評価時間を短縮し、設計のできばえを短時間に評価したい方

習得できる知識

【講座概要】
 他社より安くて、良い商品を早く開発するための商品開発セミナー。
 市場ニーズが多様化し、商品寿命が短くなってきています。また、新商品の開発期間は短くなる一方、納期直前まで発生する品質問題に膨大な時間が費やされているだけではなく、納期どおりに開発が完了していません。
 この問題は開発方法にあります。この問題を抜本的に見直し、納期通りに開発を完了させる技術的なアプローチの方法を学ぶことができます。
 セミナー終了後の個別相談の対応をいたします。 

趣 旨

 数百~数万通りの設計条件の組み合わせの中から短時間に最適な設計案を決定しなければならなりません。
 そのためには、市場でばらつきの原因となる、温度・湿度、ならびに長期間使用したときに製品の特性がばらついて商品が使用できなくなったり、故障しシステムダウンとなる設計を行ってはいけません。
 そのためには、開発段階で市場に投入されたときに、影響を受けるばらつき要因があっても影響を受けない設計をすることがポイントになります。大半の設計は、設計が完了してから環境と加速寿命試験を行い、製品の出来栄えを評価している企業は少なくありません。設計が完了してからのトラブル対策は、やり直しのロスコストが増加し会社の利益を減少させてしまいます。また、設計図面通り、工程を設計し量産に移行した後で、最終検査工程で歩留まりが悪くなるような公差を設定してはいけません。
 歩留まりが良く、市場トラブルのない製品をどのように開発するのかについて学ぶための入門コースの受講をお勧めいたします。

プログラム

1.品質工学とパラメータ設計
  品質工学の概要について説明する。

2.品質工学の体系
  系統図を使って品質工学の体系とパラメータ設計について解説する

3.品質工学の分類
  商品開発のパラメータ設計、商品開発の許容差設計、オンラインの品質工学、その他

4.商品開発のためのパラメータ設計とは
  パラメータ設計による設計方法と従来の設計方法の違いについて説明する。

5.安定したシステムを開発するための方法
  安定化設計を行うためのポイントを説明する。

6.安定なシステムを開発するためにどのような実験をしたら良いか
  実験を行うとき、技術者の皆様が陥りやすい誤った実験を行わないための方法を説明する。

7.技術・システムをどのように評価すれば良いか
  評価するときの誤った評価特性、ならびに特性値で評価しないための方法を説明する。

8.評価するための直交表の利用方法
  直交表に割り付けて評価する目的について説明する。

9.交互作用と安定化設計

10.直交表の使い方
  技術者の皆様が良く使う直交表の紹介と直交表に割り付ける方法を説明する。

11.評価方法”静特性”
  1.静特性について
  2.静特性の評価方法(SN比と感度の計算方法)
    【演習】望目特性のSN比、感度Sの計算演習
  3.静特性のパラメータ設計の手順
    【演習】望目特性のパラメータ設計

セミナー終了後に使用することができるSN比計算Excelファイルと良く使用する直交表を(Excelファイル)を配布。

12.機能とは
  1.機能を考える
  2.理想機能を考える
   なぜ?品質工学は機能を考え、機能の安定性を評価するのかについて説明する。

13.技術開発のための”動特性”・・・動特性について

​【質疑応答・個別質問】