化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~権利化戦略や保護期間延長のための製品戦略などの特許戦略を解説~
技術者、研究者、開発・企画担当者、特許実務担当者等を対象とした講座です

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年6月24日(金)10:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)

講 師

知的財産戦略ネットワーク株 知財戦略アドバイザー 宇佐見弘文 氏

 現職:
  ・日本知的財産協会 研修講師(平成17年4月~)
  ・大阪商工会議所 ライフサイエンス振興委員会 委員(平成18年11月~)
  ・知的財産戦略ネットワーク㈱ 知財戦略アドバイザー(平成25年4月~)
  ・コンサルタント、他

 職歴:
  ・武田薬品工業㈱ 知的財産部 特許GM
  ・武田薬品工業㈱ 知的財産部 主席部員
  ・大阪医薬品協会 工業所有権委員会 常任委員
  ・京都大学 大学院法学研究科 客員教授
  ・日本知的財産協会 関西化学部会 業種担当理事
  ・台湾国立雲林科技大学 科技法律研究所 客員教授
  ・大阪工業大学大学院 知的財産研究科 教授
  ・岐阜大学大学院 連合創薬医療情報研究科 非常勤講師

 著書(論文、単行本):
  ・「国際医薬品情報」 国際商業出版㈱ 第841号 pp.10-16 2007年:
     「企業と特許戦略① 医薬品企業における特許戦略の歴史と必要性」
  ・「知的財産専門研究」 大阪工業大学大学院 知的財産研究科 第4号 pp.35-47
    2008年:「(製品・技術)導入における特許戦略」
  ・「特技懇」 特許庁技術懇話会 pp.29-40 2010年:
      「企業が求める特許及び特許活動」
  ・「企業発展に必要な特許戦略」 北樹出版 2010年4月
  ・「知財管理」 日本知的財産協会 Vol.61 No.9(2011) 1289頁:
      「費用対効果を考慮した特許コスト戦略」
  ・「PHARM TECH JAPAN」 ㈱じほう Vol.28 No.5(2012) 79(955):
      「医薬品保護のための製剤発明の活用戦略」、等
 

定 員

 30名

趣 旨

 日常業務に特許関連の知識を活用することにより優れた成果を効率的に収めたい技術系、研究・開発系、更に特許実務系の方々に、業務活動に必要な特許の基礎知識についてお話します。そして、医薬分野における特許の特徴および実務的な基礎能力を把握して習得して頂きます。
さらに、医薬品分野に必須の製品保護期間の延長に重要な役割を持つ製剤特許について、権利化戦略や保護期間延長のための製品戦略などの特許戦略を解説します。単行本等に記載されてないノウハウ的な特許関連知識や実務を学ぶことができます。今後業務で活用できる知識習得の一つとしてこの講演をお勧めします。

プログラム

 1.企業の発展および技術の開発に必要な知的財産(特許)の基礎知識
  1-1 企業活動と知的財産(特許)
  1-2 知的財産の保護
  1-3 発明を保護する特許権とは
  1-4 保護の期間と範囲の影響・重要性
  1-5 新製品の保護による企業発展
  1-6 技術者の評価と創作意欲の昂進
  1-7 企業を発展させる「企業魅力」の創製

 2.技術者のための特許の基礎知識
  2-1 研究開始にすべきこと
  2-2 研究のための先行技術調査
  2-3 特許公開公報の読み方
  2-4 研究と発明完成の時期
  2-5 特許権発生(権利化)の流れ
  2-6 特許の保護期間
  2-7 特許の要件(新規性、進歩性など)
  2-8 審査と拒絶理由通知
  2-9 拒絶理由通知(指令)への対応

 3.医薬品のための特許戦略
  3-1 知的財産権・業務・戦略とは
  3-2 知的財産業務の主なもの
  3-3 知的財産(特許)戦略に必要な情報
  3-4 知的財産業務・戦略に係る部門
  3-5 知的財産戦略の課題
  3-6 知的財産(特許)戦略の策定時期

 4.具体的な特許戦略を実践すめるための基礎知識
  4-1 広い権利範囲を確保するための実施例の確保
  4-2 広い権利範囲を確保する出願の時期
  4-3 製品化に必要な係争回避の対策
  4-4 関連他社特許(出願)の調査時期と調査内容
  4-5 ライセンス交渉要否の判断方法
  4-6 特許出願要否の判断
  4-7 医薬品の特許出願の狙い
  4-8 ノウハウ技術の取扱いと検討項目
  4-9 文献発表時期と権利化への影響
  4-10 研究・開発契約における注意事項

 5.製剤特許の取得・戦略的活用
  5-1製剤発明の把握
  5-2製剤発明の特許出願における留意点
  5-3製剤発明の特許出願(基本出願、戦略出願)
  5-4製剤発明の特許出願の時期
  5-5出願時期による製剤保護期間の延長
  5-6製剤発明の分類(技術分野の相違)
  5-7錠剤(成分、構造、外型)の新規性の主張点
  5-8製剤発明の進歩性の主張点

 6.創薬ビジネスのライフサイクルマネージメント(後発品対策も含む)
  6-1物質特許による医薬品の保護期間
  6-2 医薬品の特許保護で考慮すべき事項
  6-3 製薬企業の発展に必要な事項と製品の長期保護
  6-4 医薬品を保護する特許発明の種類
  6-5 医薬品保護を最大化する製剤特許
  6-6 製剤発明を活用した製品保護期間の延長(特許戦略)
  6-7 剤形変更による特許存続期間の延長(具体的事例)