化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~企業に求められるリスクアセスメントと実施方法~
施行間近! どのような点に注意して準備を進めたらよいか? 混合物化学品を取扱う事例研究を通じて、リスクアセスメントへの理解を深めよう!

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2016年4月21日(木)10:30~16:30
       会  場:商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)
       定  員:30名

講 師

日本ケミカルデータベース㈱ コンサルタント 工学博士 北村 卓 氏

<ご専門>
労働安全、環境管理、化学物質の法規制、品質管理

<学協会>
労働安全コンサルタント(厚生労働省)、化学物質アドバイザー(環境省)

<ご略歴>
・工学系大学院終了後、大手化学会社に勤務
・研究所と工場で製品開発・生産合理化などを担当
・本社で全社の環境管理・品質管理・化学物質の法規制・労働安全衛生を統括する部署に勤務
・同部署の部署長で会社を退職後、大学で環境管理・安全衛生を担当
・現在は、自宅で労働安全コンサルタントとして活動。化審法改正時の検討委員会(経済産業省)委員、労働省の未規制物質に関する検討委員会委員その他の政府関係委員会委員を務めた。

趣 旨

 改正労働安全衛生法で義務化された化学物質のリスクアセスメントの施行が目前に迫っています。リスクアセスメントが必要であることは漠然とわかっていても、実際にどのように行えばよいのか、具体的な姿はなかなか見えにくいものです。化学物質の取扱いを専門としていない会社だけでなく、専門にしている会社でもリスクアセスメントに習熟した化学物質管理の専門家を専任者としている企業は少ないのが現状です。
 化学物質のことも、それがもたらす様々な危険有害性も、適切な管理の方法もイメージできない、それでもリスクアセスメントの実施が間近くなっているときに、どのような点に注意して準備を進めたらよいのでしょうか。このセミナーでは、特に混合物化学品を取扱う事例の研究を通じて、リスクアセスメントへの理解が深まることを目指します。
 リスクアセスメントは「すること」が目的ではなく、その結果を企業の活動に生かすことではじめて「苦労」が報われます。事例を考え、実際にやってみることでリスクアセスメントを理解しましょう。

受講対象・レベル

 ・化学物質管理担当者
 ・人事・労務管理担当者
 ・開発技術者
 ・その他日常的に化学品を取扱う方

習得できる知識

 ・改正労働安全衛生法の要求する化学物質のリスクアセスメントの要点
 ・労働安全衛生法改正の背景
 ・GHSに基づく危険有害性の分類区分
 ・リスクアセスメントの進めかた
 ・リスクアセスメント結果の利用

プログラム

1.改正労働安全衛生法と化学物質のリスクアセスメント
  1-1.労働安全衛生法の規制の仕組み
  1-2.リスクアセスメントの法制化の背景
  1-3.リスクアセスメントとは何か
  1-4.企業がリスクアセスメントで実施すること
  1-5.リスクアセスメントで企業が得られるもの

2.リスクアセスメントの進めかた
  2-1.リスクアセスメントの準備に必要なもの
  2-2.リスクアセスメントに必要な情報の読みとりかた
  2-3.リスクアセスメントとGHS
  2-4.リスクアセスメントの鍵は作業現場の理解
  2-5.コントロールバンディング
  2-6.厚生労働省のパンフレット(平成18年)の解説
  2-7.リスクアセスメントの結果の応用(リスクマネジメント)
  2-8.リスクアセスメントでわかること、わからないこと

3.リスクアセスメントの事例研究
  3-1.混合物化学品のGHSによる危険有害性の分類・区分
  3-2.混合物化学品のリスクアセスメント
  3-3.成分変更で混合物化学品のリスクアセスメント結果はどう変わるか
  3-4.リスク低減方法

4.リスクマネジメント
  4-1.リスクアセスメントが企業活動に及ぼす影響
  4-2.企業の実施できるリスクマネジメント
  4-3.事業活動のグローバル化とリスクアセスメント
  4-4.海外の化学物質管理の潮流

5.これからの企業に求められる化学物質管理
  5-1.ハザード管理とリスク管理
  5-2.海外の化学物質管理 法規制と企業の自主的対応

6.まとめ