CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】 のご案内
開催日時:2025年9月24日(火)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
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受講者2 (受講料半額) | FAX申込用紙PDF | ||
受講者3 (受講料半額) | FAX申込用紙PDF | ||
* 4名以上の受講については、CMCリサーチまでお問い合わせください。 → お問い合わせページ |
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講 師
国峯 尚樹 氏 ㈱ サーマルデザインラボ 代表取締役
【講師経歴】
1977年 早稲田大学 理工学部 卒業 沖電気工業㈱ 入社 局用大型電子交換機、PBX、ミニコン、パソコン、プリンタ、FDD、HDD、小型モータ等の熱設計、冷却方式開発研究 電子機器用熱流体解析ソフトの開発に従事。
2007年 ㈱サーマ ルデザインラボ 代表取締役 現在に至る。
【活 動】
熱設計・対策技術シンポジウム企画副委員長、JEITA・JPCA委員
【主な著書】
・ エレクトロニクスのための熱設計完全入門(1997年 日刊工業)
・ 電子機器の熱対策設計第2版(2006年 日刊工業)
・ 電子機器の熱流体解析入門第2版(2015年 日刊工業)
・ トコトンやさしい熱設計の本(2012年 日刊工業)
・ 熱設計と数値シミュレーション」(2015年 オーム社)
・ 熱設計完全制覇(2018年 日刊工業) 他
セミナーの趣旨
ChatGPTやDeepSeekをきっかけに、AIの活用が急激に広がっています。AIによる検索処理は通常のWeb検索の数十倍の消費電力を要します。処理の中核を担うAIチップの発熱量は1kW超に達し、システム構築においては冷却が最大の課題となっています。AIサーバーはラック当たりの消費電力が膨大になり、空冷から液冷と冷却方式が移行し、さらに浸漬冷却や沸騰冷却も取り入れられています。データセンタも資源エネルギー庁が設定したPUE目標達成のため、外気取り入れや水冷配管など形態が変わりつつあります。また、ユーザに近いエッジコンピューティングも進み、情報通信ハードウエアは全階層で熱問題が深刻化しています。こうした冷却方式の変化に対し、高熱伝導TIMや高性能ヒートシンク、ファン、ヒートパイプやベーパーチャンバーなどの開発が進み、3Dベーパーチャンバーなどの採用も増えています。本講ではこれらの新しい冷却手法について、伝熱の基礎から熱対策の実践方法まで幅広く解説します。
セミナー対象者
電子機器設計者(実装設計、機構設計、回路設計、基板設計)・放熱デバイス/材料開発者・品質保証・品質管理部門
セミナーで得られる知識
・ 伝熱の基礎知識
・ 部品・基板設計における放熱知識
・ 強制空冷・自然空冷機器の熱設計常套手段
・ ヒートシンクの熱設計方法等
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
・ 各分野の今後の動向~サーバー、通信、自動車、家電、生産~
・ CASEやエッジコンピューティングによるエッジ機器の発熱増加
・ AI利用にはさまざまな冷却方式が採用される(伝導冷却・冷却デバイス、空冷・水冷)
・ なぜ熱対策が重要か?熱を制しないと機能/性能が発揮できない時代に
2.熱設計に必要な伝熱知識
・ 熱移動のメカニズムミクロ視点とマクロ視点、熱の用語と意味
・ 熱伝導/対流/輻射のメカニズムと基礎式、パラメータ
・ 4つの基礎式から熱対策パラメータを導く
・ 機器の放熱経路と熱対策マップ
3.高性能AIサーバーの冷却
・ GPUの発熱量と推奨される冷却方式
・ サーバーの種類ラックマウントサーバ/ブレードサーバ/タワー型サーバー
・ 高発熱半導体デバイスの放熱経路と放熱ボトルネック
・ 半導体内部の熱抵抗/半導体から冷却器への接触熱抵抗
・ ヒートシンクの熱抵抗/拡がり熱抵抗
・ ファンによる冷却とその限界
・ NVIDIAのAIチップ冷却構造
・ コールドプレート(間接液冷)の冷却性能と課題
4.放熱機構を構成する冷却デバイスとその使用法
・ ヒートシンクの進化と製造方法の多様化
・ 冷却デバイス(ヒートパイプとベーパーチャンバー)の種類と動作
・ ヒートパイプの種類と使用事例、使用上の注意
・ 空冷ファンの種類と使い分け
・ 強制空冷ファンの特性と選定方法、使い方
・ PUSH型PULL型の選定とメリット・デメリット
5.データセンタの熱問題と取り組み
・ PUE目標(エネ庁)
・ コールドアイル
・ ホットアイル
・ 水冷INRow/水冷リアドア
・ 最新冷却技術とその課題
・ 浸漬冷却、沸騰冷却の現状と今後、冷媒の課題
6.エッジ機器(スマホ・基地局)の筐体伝導冷却
・ スマホ(iPhone/Pixel)の構造と放熱ルート
・ グラファイトシートとべーパーチャンバーの活用
・ 基地局(スモールセル)の構造と放熱(RRHとBBU)
7.放熱材料(TIM)の特徴と選定法
・ TIMの種類と特徴
・ TIMの選定における注意点、評価方法、ポンプアウト対策
・ 新しい材料のトレンド(ギャップフィラ、PCM、液体金属)
8.今後の熱問題
・ チップレットや3次元実装によるインパクト
・ 光電融合/シリコンフォトニクス
・ 垂直給電など