化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

10万km連続世界記録(平均時速224km/hrで達成)に臨んだ信頼性責任者が詳解!

エヌ・ティー・エスセミナー

       開催日時:2016年2月29日(月)10:30~16:30
       会  場:乳業会館 3F 会議室
            〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14-19
            
 
       受講料:49,680円(税込)/1人 ※ 資料を含む

セミナーの趣旨

企画趣旨(講師のことば)
★ 設計品質の基本は、信頼性にあるのは言うまでもないことですが、その追求は非常に難しいと言えます。即ち性能追求は短時間で終了するに比べ、信頼性は長期の時間と多量の生産数の追求という、性能とは異なる課題の克服という、困難があります。そのための手法として、加速試験は必要不可欠です。
★ 本セミナーでは、本来長期試験が必要な信頼性試験を加速する方法及びそのデータの見方・評価方法を詳しく解説致します。科学的根拠に基づく試験結果データの解析方法と共に、永年の現場で培った試験・評価にかかわるノウハウも含め分かりやすく解説致します。
★ 対象:自動車エンジン本体・部品、トランスミッション等パワートレイン系部品に関わる設計・開発・実験エンジニアを始め、幅広い機械系部品の研究・開発・設計・実験および品質、信頼性関連技術者方々。
 

講 師

 星 満氏 星技術士事務所 所長 工学博士(東京大学)、技術士(機械部門)
     (元)富士重工業㈱スバル技術本部

講師プロフィール
 1961年4月~1989年3月富士重工(株)スバル技術本部勤務。自動車エンジン,トランスミッション等の研究,開発,設計に従事。水平対向エンジン、デュアルラジエータ方式の開発等で実績多数。
 1989年4月星技術士事務所設立。国内の大手自動車メーカ/部品会社を始め、電気・材料・玩具メーカ等や韓国、中国、台湾の大手メーカ等での技術指導多数。
 日刊工業新聞社「機械設計」顧問。東京都「技術アドバイザー」,堺市(大阪),日立市で中小企業指導。
山形大学(87年~99年),明星大学(99年~)非常勤講師。電気通信大学 知的財産本部マネジャー(2003年~)。
 

プログラム

● 時 間 10:30~16:30 
● 内容
 講師は長年自動車会社に勤務し、乗用車(レガシイ)10万km連続世界記録(平均時速224km/hrで達成)に臨んだ折の信頼性責任者で、マスキ-法案対応時、全く経験の無かった多くの排気デバイス開発などを担当しました。その方法として当時の最新技術である故障物理を取り入れ、統計的手法→物理的手法に転換し、目標を達成することが出来ました。即ち、従来の統計手法の場合、多くのデ-タや経験が必要ですが、故障物理的手法では原理に近づくことにより、設計段階において定量的な信頼性を折り込むことが可能になります。
 本セミナ-では、故障物理を通じて、製品の信頼性向上の進め方及びそのデ-タの見方・解釈について、体験に基づいた実践的に説明致します。

Ⅰ.開発を左右する加速(寿命)試験の進め方
  1.加速試験と信頼性の関連 
  2.加速試験の目標と考え方
  3.解析的アプロ-チと設計的アプロ-チ 
  4.量産とPL問題への対処
  5.今後の開発と加速試験
Ⅱ.加速試験の効果的進め方とシミュレーション
  1.信頼性と加速試験のプロセス 
  2.加速試験のためのシミュレ-ション
  3.加速試験とFMEA、FTA
  4.加速試験の方法(環境試験、苛酷試験、安全試験、模型試験、スクリ-ニング試験)
Ⅲ.故障物理と故障モデル
  1.故障物理の重要性と故障モデル
  2.故障モ-ドとメカニズム
  3.故障モデル
Ⅳ.加速(寿命)試験と耐久試験の方法
  1.信頼性に基づく確率分布 
  2.寿命試験計画と試験条件
  3.加速試験とその問題点 
  4.耐久試験とその問題点
Ⅴ.加速試験の事例とその解析方法の実際
  1.寿命計算の考え方 
  2.軸受メタル寿命のメカニズム
  3.加速試験装置の事例 (摩耗モニタ-)