S&T出版セミナーのご案内
開催日時:2025年6月5日(木)10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) ※ プリント資料(紙媒体)付、昼食付
会 場:AP秋葉原 1F Oルーム,
東京都台東区秋葉原1-1 秋葉原ビジネスセンター
備 考
【会場参加】
場所:AP秋葉原 1F Oルーム
東京都台東区秋葉原1-1 秋葉原ビジネスセンター
定員:18名
質問は会場参加の方優先ですので、質問がある方は会場参加をご検討ください。
※匿名での質問は回答いたしかねます。
※ 複数名受講で異なる参加形式をご希望の場合、お名前と参加形式をそれぞれお知らせください。
※ 受講形式の変更は、開催日前日から起算して8営業日(土日祝日を除く)前の16時までの弊社連絡受領分までです。それ以降の変更は致しかねます。
【配付資料】
○ 会場参加の方にはセミナー当日に会場でお渡しします。
<禁止事項>
セミナで共有・公開・配布される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。
お申し込み受付中
申込方法
下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。
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講 師
森本 雅之 氏
モリモトラボ 代表 (元 東海大学教授) 工学博士 電気学会フェロー
<講師略歴>
28年間三菱重工業にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。
2005年より2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。
自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用に取り組んでいる。
電気学会の自動車用パワーエレクトロニクス関係の委員会委員長を4期(8年)務めた。
電気学会フェロー、IEEE終身会員。
電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。
著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)、「パワエレ図鑑」(オーム社)など多数あり。
セミナーの趣旨
地球温暖化対策として世界的にエンジン車から電動車へのシフトが活発化している。電気自動車(BEV)については減速の動向もあるが、電動車全般(xEV)としては拡大の方向には変わりがない。わが国でも同じような動向と考えられる。そのため、電動車(xEV)の研究開発がさらに活性化している。電動車のキーコンポーネントは、モータ、パワーコントロールユニット(PCU)、バッテリである。このうち、モータの性能は車の性能に直接影響する。すなわち、モータはすべての電動車(xEV)のキー技術である。
そこで、本セミナーでは、電動車(xEV)に使われるモータについて、基本技術、性能、冷却、小型化、高速化等の技術を解説し、今後の動向を展望する。また、最近拡大しているe-axleについても述べる。電動車に関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。
プログラム
1.1 モータの進化
1.2 モータの原理
1.3 トルクと出力
1.4 交流モータ
1.5 モータの構成
2. 電動車(xEV)の概要
2.1 電動車(xEV)の構成
2.2 xEVの出力による分類
2.3 xEVのパワートレーン
3. xEV用モータとは
3.1 産業用,家電用モータとの違い
3.2 自動車用モータの要求特性
3.3 交流モータの制御
3.4 絶縁と寿命
4. モータの冷却
4.1 伝熱
4.2 熱抵抗と熱容量
4.3 モータの損失
4.4 冷却法
5. トヨタのモータ
5.1 トヨタのモータの変遷
5.2 巻線
5.3 冷却
5.4 新型クラウン,BEV
6. ホンダのモータ
6.1 ホンダのハイブリッドシステム
6.2 1モータ(i-DCD)
6.3 2モータ(i-MMD)→(eHEV)
6.4 3モータ(SH-AWD)
7. 日産のモータ
7.1 初代LEAF
7.2 2代目LEAF
7.3 3代目LEAF
7.4 e-power
7.5 アリヤの巻線界磁モータ
8. その他メーカのモータ
8.1 テスラ
8.2 誘導モータ
8.3 48V採用車
9. e-axle
9.1 e-axleとは
9.2 各種のe-axle
9.3 e-axleの課題
10. 今後の方向性
10.1 高出力化
10.2 高速化
10.3 高電圧化
10.4 可変磁束
10.5 製造技術