★微粒子・ナノ粒子の液中での粒子の分散と凝集について、基礎から体系的に学べます!
★粒子の分散状態の評価や解析法についても説明し、分散・凝集の評価と制御のポイントを学べます!
こちらは 5/30実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】のご案内
配信開始日:2025年6月2日(月)
配信終了日:2025年6月9日(月)
参 加 費:55,000円(税込)
備 考
・こちらは 5/30実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までに、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
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講 師
同志社大学 理工学部 化学システム創成工学科 教授 博士(工学)
石田 尚之 氏
<ご専門>
コロイド・界面工学、微粒子分散系工学
<学協会等>
日本化学会、粉体工学会、化学工学会、高分子学会、日本油化学会
<ご略歴>
2000年京都大学工学研究科化学工学専攻修了、博士(工学)。工業技術院資源環境技術総合研究所、産業技術総合研究所、岡山大学を経て、2023年より同志社大学理工学部教授。
現在、日本化学会コロイドおよび界面化学部会幹事および関西支部長。
受講対象・レベル
・粉体取り扱う初心者から実務者まで
・液中の粉体について様々な問題をかかえている技術者・研究者
習得できる知識
・液体中の粒子分散・凝集の基本メカニズム
・粒子表面間力に関する基礎理論とその応用
・分散・凝集状態の評価・解析法
趣 旨
微粒子を液中に分散させた分散系(スラリー、サスペンション)は塗料、化粧品、食品、医薬品、など多岐にわたる分野で用いられています。特にナノ粒子の分散系はセラミックス、電池材料をはじめとする先端材料分野において重要な役割を担っており、分散系の挙動が製品性能を決定づけると言っても過言ではありません。よって、分散系の分散・凝集の制御や評価に関する詳細な理解とノウハウは、研究開発には必要不可欠と言えるでしょう。
本セミナーでは、このような微粒子・ナノ粒子の液中での粒子の分散と凝集について、基礎から体系的に学べる機会を提供します。特に、分散を支配する粒子間力について、理論とその応用、現実系への適用について詳しく解説します。また粒子の分散状態の評価や解析法についても説明し、分散・凝集の評価と制御のポイントを身につけていただくことを目指します。
プログラム
1-1.分散性・分散安定性・凝集の考え方
1-2.粒子表面のぬれ性と分散性
1-3.分散安定性と粒子間相互作用力
2.粒子表面間の相互作用
2-1.液相中の粒子表面の性質
2-1-1.粒子表面の帯電機構
2-1-2.拡散電気二重層
2-1-3.界面動電現象とゼータ電位
2-2.DLVO理論
2-2-1.静電相互作用力
2-2-2.ファンデルワールス力
2-2-3.DLVO理論と分散・凝集
2-3.非DLVO力
2-3-1.立体力、水和力、溶媒和力、疎水力、その他の相互作用
2-4.非水系での相互作用
2-4-1.DLVO理論の非水系への適用性
2-4-2.微量成分の影響
2-5.分散剤などの役割と作用機構
2-5-1.分散剤の種類と表面吸着機構
2-5-2.分散剤による相互作用変化と分散
3.溶液中の分散・凝集の実際
3-1.分散・凝集の速度論
3-1-1.速度論とDLVO理論
3-2.ハンセン溶解度パラメータ
3-3.濃厚分散系の考え方
4.分散・凝集の評価方法
4-1.相互作用の直接測定法
4-2.分散・凝集の評価
4-3.ゼータ電位の測定法
4-4.分散・凝集とレオロジーなど