化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。

トリケップスセミナーのご案内

     開催日時:2025年4月22日(火)10:00~17:00
     会  場:ちよだプラットフォームスクエア(東京都千代田区神田錦町3-21)を
           予定しています。
     受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
 
お申し込み受付中

申込方法

 お1人様受講の場合、下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。
 1口でお申し込みの場合、下記のFAX用紙にてお申込ください。

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  1口(1社3名まで受講可能)でお申し込み    FAX申込用紙PDF 
 

講 師

小暮 裕明(こぐれひろあき)氏 
小暮技術士事務所 所長
技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/電気通信主任技術者(第1種伝送交換)

<略歴>
 1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
 1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
 2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
 2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
  現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事

<専門>
 電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など

セミナーの概要

 RFIDタグは開発が始まってから50年以上経過し、HF帯からUHF 帯、ミリ波帯に至るまで用途が拡がっています。
 RFID タグは使用する周波数に従って、近距離と遠距離の通信に分かれ、動作の仕組みも異なります。省エネや大記憶容量といったタグ IC の差別化も進み、金属や液体に強いタグ、人体に装着するタグなど、次世代の開発が進んでいます。RFID の要はいうまでもなくアンテナですが、実装条件がさまざまで、画一的な設計方法というものは存在していません。
 本セミナーでは、1980年代からさまざまなRFIDタグ用アンテナの設計に携わった経験をもとに,アンテナの基礎を理解し、用途に応じた具体的な設計手順を学びます。

講義項目

 1 アンテナの種類
  1.1 アンテナの分類
  1.2 アンテナのまわりの電界
  1.3 アンテナのまわりの磁界
  
 2 RFIDアンテナの事例(周波数による違い)へ
  2.1 微小コイルの設計
  2.2 パッチアンテナの設計
  2.3 900MHz帯用タグアンテナ
  2.4 ミリ波帯RFIDタグアンテナ
  
 3 遠方界アンテナ設計の実際
  3.1 アンテナ寸法の決定
  3.2 入力インピーダンスを求める
  3.3 シミュレーションによるマッチングの設計
  3.4 IC の入力インピーダンスに合わせる設計
  3.5 リーダ/ライタ用の円偏波アンテナ
  3.6 通信距離を伸ばすためのポイント
  
 4 近傍界アンテナ設計の実際
  4.1 ボタンタグ・アンテナの解析
  4.2 ボタンタグのコイル設計
  
 5 アンテナの特性を評価する
  5.1 利得とは
  5.2 放射効率とは
  5.3 帯域幅とは
  5.4 総合的な評価のポイント
  
 6 RFIDアンテナの試作から実測まで
  6.1 アンテナ試作の手順
  6.2 試作タグの測定方法
  6.3 ネットワークアナライザ用プローブ
  
 まとめとQ&A