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~スパースアレーによる拡張信号処理~
 
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。
☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
☆☆☆ 本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆

トリケップスセミナーのご案内

 開催日時:2025年5月20日(火)10:30~16:30
 参 加 費:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
     1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)

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申込方法

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講 師

市毛弘一(いちげ こういち)氏 
   横浜国立大学大学院 工学研究院 知的構造の創生部門 教授(博士(工学))

<経歴>
 1999年 筑波大学大学院 工学研究科 博士課程修了
 同年 横浜国立大学 工学部 助手
  講師,助教授(准教授)を経て,現在,同大大学院 工学研究院 教授
 2001~2002年 スイス連邦工科大学ローザンヌ校 客員研究員

<研究>
 ディジタル信号を扱う応用技術を幅広く研究。主として移動体通信関連の応用課題、特にアレー信号処理と呼ばれる複数のアンテナを用いた空間信号処理技術に取り組む。
 その他,近似理論,画像処理,ディジタル実現技術などに関する研究を行う。

<学会>
 電子情報通信学会、IEEE

セミナーの概要

 2020年3月にサービス提供が始まった5G(第5世代移動体通信)では,送受信アンテナに等間隔矩形アレーアンテナを用いたMIMO通信システムが主として用いられている.これに対して,アンテナ素子を不等間隔かつ部分的に広い間隔で並べたスパースアレーが注目を集めている.拡張アレー処理を併用することで広い開口長の仮想アレーを構成し,高分解能な信号処理を可能にする手法として,今後の移動体通信への応用が期待されている.
 本セミナーでは,アレーアンテナの基礎から始めて,スパースアレーとその性質について解説する.さらに,拡張アレー処理を併用することで,高分解能なビームフォーミングおよび到来方向推定が可能となることを示す.

講義項目

 1 アレー信号処理の基礎
  1.1 信号モデル
  1.2 古典的手法
  1.3 部分空間法
  1.4 最尤推定法
  1.5 圧縮センシングに基づいた手法
  1.6 相関抑圧と相互結合補償
  
 2 スパースアレー
  2.1 スパースアレーとは
  2.2 差分アレー,差分・加算アレー
  2.3 最小冗長アレー
  2.4 コプライムアレー
  2.5 ネストアレー・スーパーネストアレー
  2.6 2次元スパースアレー
  
 3 スパースアレーによる拡張アレー信号処理
  3.1 カトリ・ラオ積拡張
  3.2 核ノルム最小化
  3.3 対角ローディング
  3.4 ビームフォーミング応用
  3.5 到来方向推定応用
  
 4 最新動向
  4.1 深層学習を用いたスパースアレー設計
  4.2 MIMOレーダ応用
  4.3 イメージングレーダ応用
  4.4 今後の展望