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核酸医薬品/メッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子、既存医薬品に適用されているDDS技術について解説
 
こちらは 2/5実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】

       配信開始日:2025年2月6日(木)
       配信終了日:2025年2月21日(金)
       参 加 費:49,500円(税込)

特 典

 配布資料有り

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
こちらは 2/5実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。

講 師

東京理科大学 教授  西川 元也 氏

【ご活動】
日本薬剤学会理事
日本DDS学会副理事長
日本核酸医薬学会幹事
日本薬物動態学会New Modality DIS委員長
日本アカデミック・ディテーリング研究会副代表理事
日本薬剤学会 製剤設計における種差の問題検討会 個人世話人

【ご専門】
生物薬剤学

習得できる知識

 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子
核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品に適用されるDDS技術
新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術

趣 旨

 近年、核酸または核酸誘導体を構成要素とする核酸医薬品およびメッセンジャーRNA医薬品の承認品目数が増加している。核酸は生物学的安定性および生体膜透過性が低いことから、生物学的に安定な核酸誘導体の利用または生体膜透過性を改善するドラッグデリバリーシステム(DDS)技術の利用が、これら中分子・高分子医薬品の実用化には必須である。本講演では、核酸医薬品およびメッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子を整理するとともに、標的細胞に送達するために既存医薬品に適用されているDDS技術に加えて、新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術について解説する。

プログラム

 1 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品
  1.1 核酸医薬品の定義・種類
   a) アンチセンスオリゴヌクレオチド
   b) siRNA
   e) 核酸アプタマー
   f) CpGオリゴデオキシヌクレオチド
   e) その他の核酸医薬品候補化合物
  1.2 メッセンジャーRNA医薬品の定義
  1.3 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品の特徴
  
 2 核酸医薬品の体内動態・細胞相互作用
  2.1 体内動態を規定する生体側要因
  2.2 体内動態に影響を及ぼす核酸医薬品の性質
  
 3 ドラッグデリバリーシステム(DDS)
  3.1 DDSの基本概念と分類
  3.2 ターゲティング(標的指向化)
   a) 肝細胞へのターゲティング
   b) 血中滞留化
   c) 固形腫瘍へのターゲティング
   d) 筋肉へのターゲティング
   e) 免疫細胞へのターゲティング
  
 4 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品に適用されるDDS技術
  4.1 タンパク結合性制御
  4.2 リガンド修飾
  4.3 脂質ナノ粒子(LNP)
  4.4 細胞外小胞(エクソソーム)
  4.5 DNAナノテクノロジー
  
 5 新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術