マイクロバイオーム研究を進める上で必須のゲノム科学の基礎から解説!
マイクロバイオーム研究における解析手法とは??
こちらは 2/13実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】
配信開始日:2025年2月19日(水)
配信終了日:2025年2月25日(火)
参 加 費:55,000円(税込)
備 考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
国立遺伝学研究所 情報研究系 教授・副所長 博士(薬学)
黒川 顕 氏
【略歴】
1995年 東北大学理学研究科博士前期課程修了
1998年 大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了、博士(薬学)
2001年 大阪大学微生物病研究所・助手
2004年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科・准教授
2008年 東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻・教授
2013年 東京工業大学地球生命研究所・教授、副所長
2016年 国立遺伝学研究所生命情報研究センター・教授
2019年より現職
受講対象・レベル
・マイクロバイオームに興味を持っている方
・マイクロバイオーム(ヒトの腸内や皮膚など、あるいは、土壌を含めたある特定環境中の細菌叢)の解析・分析をしている方、これからしたい方
・10年、20年、30年後……に実る研究テーマ・シーズを先行調査する立場の方 など
習得できる知識
・マイクロバイオーム研究の全体像・概況
・マイクロバイオームの意義や作用・効果
・マイクロバイオームデータの解析・分析方法
・マイクロバイオーム研究によって起こり得る今後の変化、産業利用・応用の可能性 など
趣 旨
今猛烈な勢いで世界的に進められているマイクロバイオーム研究について、その概況、研究の最前線、基礎としてのバイオインフォマティクスから、マイクロバイオームの解析手法に至るまで解説します。マイクロバイオームにおけるデータ解析において欠かす事ができないメタゲノム解析についても説明します。
プログラム
1 マイクロバイオーム研究の前提となるゲノム科学概論
1.1 ゲノム解析とバイオインフォマティクス
1.1.1 ゲノム科学とは
1.1.2 バイオインフォマティクスとは
1.1.3 塩基配列の決定方法
1.2 ゲノム解析の基礎と意義
1.2.1 ゲノム配列の決定方法
1.2.2 遺伝子アノテーション
1.2.3 比較ゲノム解析
1.2.4 メタゲノム解析
2 マイクロバイオーム研究のためのバイオインフォマティクス入門
2.1 分子進化学入門
2.1.1 分子進化学とは
2.1.2 なぜ分子進化学を理解する必要があるのか
2.1.3 アミノ酸配列の分子進化解析
2.1.4 核酸配列の分子進化解析
2.2 配列解析基礎1
2.2.1 ペアワイズアラインメント
2.2.2 相同性検索
2.2.3 マルチプルアラインメント
2.3 配列解析基礎2
2.3.1 進化系統解析
2.3.2 モチーフ解析
2.3.3 確率モデルに基づく配列解析
3 マイクロバイオーム研究とデータベース
3.1 生命科学におけるデータベースの役割と種類
3.1.1 なぜデータベースなのか
3.1.2 配列データベース
3.1.3 代謝データベース
3.1.4 その他のデータベース
3.2 マイクロバイオーム研究に有用なデータベース
4 マイクロバイオーム研究における解析手法
4.1 メタゲノム解析とは
4.1.1 アンプリコンシーケンシングによるメタゲノム解析
4.1.2 ショットガンシーケンシングによるメタゲノム解析
4.1.3 MAG解析
4.1.4 メタトランスクリプトーム解析
4.2 マイクロバイオームデータからの知識発見