☆代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックの適切な選択と活用法、リチウムイオン電池用の導電材としての活用法と高性能化について解説します。
こちらは 2/14実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】
配信開始日:2025年2月17日(月)
配信終了日:2025年2月28日(金)
参 加 費:49,500円(税込)
備 考
・こちらは 2/14実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
デンカ(株)電池・導電材料開発部 松井 瑞樹 氏
受講対象・レベル
・これから導電材の分散に関わる方
・導電材に関する知識を習得したい方
・電池特性を向上させるアセチレンブラックの選定方法を知りたい方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・アセチレンブラックの始めとするカーボンブラックの特性・特徴
・アセチレンブラックの適切な選択と活用テクニック
・カーボンブラックなどの微粉炭素の分散の考え方、実施方法
・リチウムイオン電池用の導電材としての活用法と高性能化
趣 旨
カーボンブラックは、帯電防止や導電性付与の目的で樹脂やゴム、電池材料の添加材として幅広く用いられています。本講演では、カーボンブラックの製法、特性、物性評価法、並びに、用途例について代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックを主体に解説します。リチウムイオン二次電池において、導電性を効果的に発現させるためには、適切なアセチレンブラックの選定に加え、配合、混練、分散と複数の要因があります。これらの要因について、技術的に重要な考え方についても解説します。
本講座では、代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックの適切な選択と活用で、特性を最大限発揮し、リチウムイオン二次電池の特性向上に必要な知識と考え方について理解いただけるような講演にしたいと思います。
プログラム
2. カーボンブラックの特性と用途
2.1 代表的な導電性カーボンブラック
2.2 カーボンブラックの特長と製法と基本性状の評価方法について
2.3 導電性カーボンブラックの特性と用途
2.4 リチウムイオン電池用途における導電材の役割及びアセチレンブラックの適用
3. アセチレンブラックの導電性メカニズムと分散性
3.1 アセチレンブラックの代表的な品種
3.2 導電性、分散性に影響を及ぼす因子
3.3 高エネルギー密度化に向けた対応
4. リチウムイオン二次電池の電極作製プロセスを事例にしたアセチレンブラックの分散技術
4.1 用途における分散の定義及び工程分散について
4.2 小粒径アセチレンブラックの活用術
4.3 分散の新しい評価技術
5. 小粒径ABを使用したリチウムイオン二次電池の電池特性
5.1 小粒径化の効果と電池特性向上のメカニズム
5.2 アセチレンブラックとカーボンナノチューブの併用事例
5.3 まとめ