化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆分析能パラメータの評価方法とは?
☆初学者でも学びやすいように身近な例も挙げながら簡潔にわかりやすく解説し、統計学的な背景についても概説致します!
―最新のガイドラインの動向も合わせて紹介いたします―

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:1/23~1/30(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2025年1月21日(火)12:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付

・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。

・セミナーでのご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
【アーカイブ配信:1/23~1/30(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

講 師

国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員 薬学博士  香取 典子 氏

【専門】
レギュラトリーサイエンス、分析化学、薬剤学、薬物動態学

【経歴】
1980年 東北大学大学院薬学研究科修士課程卒
1980年 国立衛生試験所(現 国立医薬品食品衛生研究所) 薬品部
2011年 薬品部 第三室長
2023年-現在 国立医薬品食品衛生研究所 客員研究員
その他:星薬科大学 非常勤講師、PMDA 専門委員(品質分野)、バイオアナリシスフォーラム(JBF)副代表、日本PDA評議員

【主な著作】
「ゼロから学ぶ 分析法バリデーション」(2023年 じほう)

習得できる知識

〇 分析法バリデーションの基礎知識
〇 分析法バリデーションの統計学的背景
〇 分析法開発とライフサイクルの考え方 

趣 旨

 分析法バリデーションは医薬品の承認申請時に必須のものですが、それ以外でも普段用いている分析法が本当に「使える」状態なのかを知るための手段でもあります。

 本セミナーでは、分析法バリデーションについて、初学者でも学びやすいように身近な例も挙げながらポイントとなる事項を簡潔にわかりやすく解説し、その統計学的な背景についても概説します。
 また、このほど改訂される分析法バリデーション(ICH Q2)ガイドライン、分析法の開発とライフサイクルに関する新たなガイドラインがICH Q14等の最新のガイドラインの動向も合わせて紹介いたします。

プログラム

 1.分析バリデーションの基礎知識
  1-1 分析法バリデーションの目的
  1-2 分析法バリデーションの適用と種類
   1-2-1 再バリデーションの種類
   1-2-2 バリデーション後の分析法評価
   1-2-3 システム適合性について
  1-3 ICHガイドラインとその他の公的文書
   1-3-1 ICH Q2ガイドライン
   1-3-2 ICH Q14ガイドライン
   1-3-3 日本薬局方
  
 2.分析能パラメーター
  2-1 分析能パラメーターの種類と適用範囲
   2-1-1 精度と真度
    - 真度の評価方法
    - 真度の評価方法ー回収率について
    - 分析法バリデーションの不備について考える
    - 精度の種類
    - 試験結果のばらつきと精度の種類
    - 精度の評価方法
    - 不確かさ(uncertainty)とは
    - 測定のあいまいさに対する分析誤差と不確かさの比較
   2-1-2 特異性・選択性
    - 特異性・選択性の評価方法
    - HPLCにおける選択性の確認例
  2-2 報告値範囲
  2-3 稼動範囲
   2-3-1 HPLCによる定量的純度試験の稼動範囲の例
   2-3-2 検量線(レスポンス)
    - 直線検量線(線形レスポンス)
    - 曲線検量線(非線形レスポンス)
    - 多変量検量モデル
   2-3-3 下限値(DL・QL)
    - 下限値の評価方法
    - SN比から求める
    - 直線検量線の傾きと標準偏差から
  
 3.分析バリデーションの統計学的アプローチ
  3-1 統計学の基本的解説
   3-1-1 記述統計 —基本統計量・表・グラフ—
   3-1-2 推測統計 —推定と検定—
  3-2 精度評価の統計学的背景
   3-2-1 分散分析と精度評価
   3-2-2 室内再現精度の元配置分散分析の例
   3-2-3 分散分析の出力例
   3-2-4 室内再現精度と95%上側信頼限界
  3-3 多変量解析を応用した分析法
  
 4.これからの分析法バリデーション
  4-1 ICH Q2ガイドライン改訂に伴う主な変更点
  4-2 ICH Q14ガイドライン分析法開発の新パラダイム
  
 【質疑応答】