化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~モータ,PCUの基本,伝熱の基礎から技術動向まで~
  
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。

トリケップスセミナーのご案内

     開催日時:2025年2月19日(水)10:30~16:30
     会  場:東京都千代田区内の会場を予定
     受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
 
お申し込み受付中

申込方法

 お1人様受講の場合、下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。
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講 師

森本雅之(もりもとまさゆき) 氏 
   モリモトラボ 代表(工学博士) / 元 東海大学 教授

<経歴、等>
 1975年 慶應義塾大学 工学部 電気工学科卒業
 1977年 慶應義塾大学大学院 修士課程修了
 1977年~2005年 三菱重工業株式会社勤務(名古屋研究所、エレクトロニクス事業部、基盤技術研究所など)
 1990年 工学博士取得(慶應義塾大学)
 1994年~2004年 名古屋工業大学 非常勤講師
 2005年~2018年 東海大学 電子情報学部 電気電子工学科 教授 (現在、工学部電気電子工学科に改組)
 2018年~ モリモトラボにて活動開始
 2018年~ 東海大学 非常勤講師
 2019年~ 首都大学東京 非常勤講師
 2020年~ 神奈川大学 非常勤講師
 2020年~ 東洋大学 非常勤講師
 …モータとパワーエレクトロニクスの応用を考慮した研究開発。エアコン、フォークリフト、マイクロガスタービンなどの特定用途限定の 電気機器及びパワエレ機器の研究開発。産業機械、鉄道システム、自動車システム、分散電源などのパワエレ応用システムの研究開発。

セミナーの概要

 カーボンニュートラルを目指して世界的に電動車が拡大しており,それに伴い、電動車の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは,モータ,パワーコントロールユニット(PCU),バッテリである.このうち,モータとPCUの性能は走行性能に直接影響する。モータとPCUはいずれも発熱が大きく,それらの冷却が電動車のキー技術となる.
 そこで、本セミナーでは、モータとPCUの役割、構成、小型化・高出力化等の技術動向に基づき,それらの冷却,放熱技術を紹介する.

講義項目

 1 EV / HVのパワートレーンの概要
  1.1 EV / HVをとりまく環境と市場動向
  1.2 自動車用エレクトロニクス
  1.3 EV / HVのパワートレーンの構成
  1.4 各種のハイブリッドシステム
  
 2 PCUの基本
  2.1 PCUの機能
  2.2 電力変換とは
  2.3 インダクタンスの役割
  2.4 キャパシタンスの役割
  2.5 チョッパとDCDCコンバータ
  
 3 自動車用インバータの技術
  3.1 自動車用パワーエレクトロニクス
  3.2 インバータ回路
  3.3 インバータ制御
  3.4  EMCと騒音
  
 4 自動車用モータの基本
  4.1 モータの原理と機能
  4.2 トルク特性
  4.3 モータの制御
  
 5 伝熱の基礎
  5.1 伝熱とは
  5.2 熱伝導
  5.3 熱伝達
  5.4 熱放射
  5.5 熱抵抗
  5.6 熱容量
  5.7 過渡熱抵抗
  
 6 PCUとモータの発熱メカニズム
  6.1 PCUの発熱
  6.2 パワーデバイスの発熱
  6.3 コンデンサ、リアクトルの発熱
  6.4 モータの発熱
  
 7 各種の冷媒
  7.1 空冷
  7.2 水冷
  7.3 油冷
  
 8 PCUの冷却・放熱技術
  8.1 PCUの内部構造
  8.2 PCUの上限温度 
  8.3 パワーデバイスの冷却
  8.4 各社のPCUの冷却システム
  
 9 モータの冷却・放熱技術
  9.1 モータ内部の伝熱
  9.2 モータの上限温度
  9.3 各社のモータの概要
  9.4 各社のモータの冷却
  
 10 冷却・放熱技術の将来動向
  10.1 IGBTの動向 
  10.2 ワイドバンドギャップ半導体
  10.3 48Vマイクロハイブリッド
  10.4 今後の開発課題