化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

国連本部勤務の経験を活かし、世界の動きの情報収集に基づき、世界の動きを判りやすく解説!
 
こちらは 2/21実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】

       配信開始日:2025年2月25日(火)
       配信終了日:2025年3月11日(火)
       参 加 費:49,500円(税込)

備 考

・こちらは 11/8実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

グローバルウォータ・ジャパン 代表  吉村 和就 氏

【専門】
環境工学(水処理)

【略歴】
1972年 荏原インフィルコに入社し、営業、企画、技術開発の部署に配属された。
1984年 新規事業開発推進室の部長に就任する。
1994年 荏原製作所本社 経営企画室部長に就任する。
1998年 国際連合ニューヨーク本部・経済社会局・環境審議官に就任する。
2001年 アメリカ同時多発テロ事件後に帰国し、荏原製作所に復職する。
2005年 グローバルウォータ・ジャパンを設立する。
2021年 千葉県習志野市国際交流協会 会長

【活動】
・国連本部環境アドバイザー(元国連本部・環境審議官)
・経済産業省 「水ビジネス国際展開研究会」委員
・文部科学省 科学技術動向研究センター専門委員
・水の安全保障戦略機構 執行審議会特別委員
・日本水フォーラム 理事 など

受講対象・レベル

 水道関係コンサルタント、地方自治体の水道・水質関係者、水質センサーメーカー、環境保護団体、NGO/NPOなどの水質専門員など

習得できる知識

 有機フッ素化合物の世界的な規制動向、日本国内の規制の動き、ビジネスチャンス

趣 旨

 世界的に飲料水中の有機フッ素化合物(特にPFOS/PFAS)が問題になっており、米国から発出した、この有機フッ素化合物の人体に対する影響は、欧州各国でも、最大関心事となり、多くの調査や規制値について論議されている。日本においても環境省が、有機フッ素化合物の測定値を公表(令和元年、2年度)してから多くのマスコミを通じ国民が知ることになり、多くの自治体が、自らの水源を調査し、環境省の暫定ガイドライン(50ナノグラム/リットル)を超えていることを公表し社会問題化してきている。本講座では、その歴史的な背景、米国や欧州委員会の動き、具体的な処理方法、市場規模等について講義を行い、今後の有機フッ素化合物の国内規制、処理方法等について知見を広げ、ビジネスチャンスを捉えて頂きたい。

プログラム

1.有機フッ素化合物とは?
  1-1 有機フッ素体系図
  1-2 米国のPFAS汚染地図
  1-3 米国のPFAS訴訟例
  1-4 欧州のPFAS汚染地図
  
2.世界各国の規制動向
  2-1 規制の概要
  2-2 WHO(世界保健機関)
  2-3 米国の規制案
  2-4 ドイツの規制
  2-5 日本国内の規制の動き
  
3.国内のPFOS,PFOA類の水質検査事例
  3-1 環境省の調査
  3-2 都道府県の調査例
  3-3 民間企業、他の報告例
  
4.有機フッ素化合物の具体的な処理方法
  4-1 活性炭吸着
  4-2 イオン交換法
  4-3 膜処理(RO/NF)
  
5.有機フッ素化合物の世界市場規模とビジネスチャンス