化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

樹脂の種類による劣化・変色の違いを把握!樹脂の劣化・変色現象を分子構造の変化としてナノレベルで捉える!
 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナーのご案内

       開催日時:2024年12月10日(火)13:00~17:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付き【PDFを配布します】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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申込方法

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講 師

テクノリエゾン事務所 代表  今井 昭夫 氏

受講対象・レベル

 ・合成樹脂材料開発担当者、樹脂成形加工製品開発技術者。
 ・実務上、樹脂劣化・変色の事例を経験している技術者。

習得できる知識

 樹脂の劣化変色の原因と機構、高分子材料の劣化・変色の防止対策技術

趣 旨

 現在、各種の高分子材料が様々な用途に対して利用されており、工業的に大量の材料が生産されている。なかでも合成樹脂では高耐久性の品種が開発されているが、化合物としての高分子材料自体は、使用環境下で光、熱、水分、菌体など様々な刺激により変性・劣化する本質的特性を有している。この劣化の機構を樹脂種別に理解して、対策処方を設計することが材料設計上、不可欠な開発技術テーマである。本講では、高分子材料の変質劣化について基礎的な知見を解説し、合わせて実用的な劣化処方事例を紹介する。

プログラム

1.高分子材料の劣化・外観特性の変化の要因
  1-1 高分子の劣化とは?
  1-2 高分子材料の外観特性の変化
  1-3 充填剤・添加剤・配合材料の変化
  
2.高分子種による劣化・変色・褪色の機構
  2-1 ポリオレフィンの特性変化
  2-2 スチレン系樹脂の特性変化
  2-3 アクリル樹脂の特性変化
  2-4 ポリジエンの特性変化
  2-5 ポリエステル、ポリカーボネートの特性変化 
  2-6 シリコーンゴムの特性変化
  2-7 エポキシ樹脂の特性変化
  
3.高分子材料の劣化の防止対策
  3-1 劣化・変質防止のための添加剤
  (1)酸化防止安定剤
  (2)紫外線吸収剤
  (3)光安定化剤
  3-2 高分子材料の高性能化・高機能化のための添加剤
  (1)帯電防止剤
  (2)難燃剤
  (3)滑剤
  (4)着色剤
  (5)改質剤
  3-3 アロイ化・相容化材による劣化防止策
  3-4 表面処理による劣化防止策
  3-5 成型条件の変更による劣化防止策
  
4.高分子材料の外観特性変化の防止策
  4-1 表面へ材料成分の拡散溶出の防止策
  4-2 樹脂結晶のサイズや配向の制御
  4-3 充填剤の配向の制御
  
5.まとめと Q&A