~電動車の基礎から始め,自動車用のモータとパワーエレクトロニクスの基礎、実際の構成、さらには今後の技術動向について解説~
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。
トリケップスセミナー
開催日時:2024年10月8日(火)10:30~16:30
会 場:東京都千代田区内の会場を予定
受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
講 師
森本 雅之(もりもとまさゆき) 氏
モリモトラボ 代表(工学博士) / 元 東海大学 教授
<経歴、等>
1975年 慶應義塾大学 工学部 電気工学科卒業
1977年 慶應義塾大学大学院 修士課程修了
1977年~2005年 三菱重工業株式会社勤務(名古屋研究所、エレクトロニクス事業部、基盤技術研究所など)
1990年 工学博士取得(慶應義塾大学)
1994年~2004年 名古屋工業大学 非常勤講師
2005年~2018年 東海大学 電子情報学部 電気電子工学科 教授 (現在、工学部電気電子工学科に改組)
2018年~ モリモトラボにて活動開始
2018年~ 東海大学 非常勤講師
2019年~ 首都大学東京 非常勤講師
2020年~ 神奈川大学 非常勤講師
2020年~ 東洋大学 非常勤講師
…モータとパワーエレクトロニクスの応用を考慮した研究開発。エアコン、フォークリフト、マイクロガスタービンなどの特定用途限定の 電気機器及びパワエレ機器の研究開発。産業機械、鉄道システム、自動車システム、分散電源などのパワエレ応用システムの研究開発。
セミナーの概要
カーボンニュートラルを目指して世界的に電動車が拡大しており,それに伴い、電動車(xEV)の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは,モータ,パワーコントロールユニット(PCU),バッテリである.このうち,モータとPCUの性能は走行性能に直接影響する。PCUとはパワーエレクトロニクス技術を使った電力制御ユニットであり,自動車専用のパワーエレクトロニクス機器である.
モータやパワーエレクトロニクスは電気の専門技術であり,その電動車への役割を理解するためには自動車技術の基礎も必要となる.そこで、本セミナーでは、EV初心者に向けて,電動車の基礎から始め,自動車用のモータとパワーエレクトロニクスの基礎、実際の構成、さらには今後の技術動向について解説する.
講義項目
1.1 電動車(Xev)とは
1.2 各種の電動車
2 電動車のしくみ
2.1 電動車の基本構成
2.2 自動車の走行
2.3 回生:電動車の特徴
2.4 充電
2.5 各種のxEV
3 PCU
3.1 PCUとは
3.2 インバータ
3.3 DCDCコンバータ
3.4 PCUの冷却技術
4 パワーエレクトロニクスの基本
4.1 パワーエレクトロニクスとは
4.2 スイッチングによる電力変換
4.3 インダクタンスの働き
4.4 キャパシタンスの働き
5 インバータの技術
5.1 インバータの原理
5.2 インバータの制御
5.3 インバータによるモータ制御
6 DCDCコンバータ
6.1 自動車におけるDCDCコンバータの役割
6.2 昇圧チョッパ
6.3 双方向チョッパ
6.4 車載充電器
6.5 補機用DCDCコンバータ
7 自動車駆動用モータ
7.1 モータの原理と基本
7.2 自動車駆動用モータ
7.3 交流モータの原理
7.4 永久磁石同期モータ
7.5 巻線界磁同期モータ
7.6 誘導モータ
7.7 弱め磁束制御
8 市販車のPCUとモータの概要
8.1 トヨタ車
8.2 ホンダ車
8.3 日産車
8.4 その他
9 今後の動向と将来展望
9.1 e-axle
9.2 高電圧化
9.3 ワイドバンドギャップデバイス