~学習時のみ利用可能な情報を学習可能な深層学習法(日米特許取得済)~
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。
☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
☆☆☆ 本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆
トリケップスセミナーのご案内
開催日時:2024年10月9日(水)13:00~16:00
参 加 費:お1人様受講の場合 51,700円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
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講 師
長尾 智晴(ながおともはる) 氏
横浜国立大学 総合学術高等研究院 上席特別教授(工学博士)
YNU人工知能研究拠点長 / 株式会社マシンインテリジェンスCTO
<経歴、等>
東京工業大学大学院出身.東京工業大学工学部助手・助教授を経て,2001年より横浜国立大学教授.経産省NEDO「共進化AIプロジェクト」採択課題研究代表者,横浜国立大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンス取締役CTO を兼務.
<研究>
知能情報学/進化計算法/機械学習/感性情報処理/知的画像処理/医工連携工学など.
<学会>
情報処理学会,電子情報通信学会,人工知能学会,進化計算学会,IEEE などに所属して各学会で活動中.
セミナーの概要
深層学習で作る深層回路の入力情報としては,学習時と運用時(テスト時)の両方で使える情報を用いることが大前提となっています.学習のときに利用できても,肝心の運用時に使えない情報(以下,Auxと表記)は学習に用いようがありません.Auxの例としては,計測が大変/高コストなため使えない/使い辛い情報,製品の開発時には考慮できても,市販時に搭載されないセンサからの情報,原理的に利用できない情報(未来情報など)があります.
ところが,このような情報を有効に学習して出力の精度を高めることができる画期的な深層学習法が日本(横浜国立大学)で開発されました.この手法は浸透学習法(PLM:Percolative Learning Method)と呼ばれ,日本と米国の特許になっています.浸透学習法によって深層回路の精度を従来よりも高めたり,将来変動予測の学習時に未来の情報を学習して高精度化したりすることができます.また,浸透学習法によって深層回路の運用時の入力変数を極限まで減らすことができます.従来の深層回路の入力変数最適化では使う(1)/使わない(0)の判断だけですが,浸透学習では使う(1)/使わない(0)/Auxとしてだけ使う(2)の三択が可能だからです.
本セミナーは,この夢のような性能をもつ深層学習法の原理と応用について,発明者である講師自らがご紹介する日本唯一のセミナーです.ぜひ多くの方々にご参加頂き,業務でのご利用をご検討頂ければ幸いです.
講義項目
1 序論
1.1 人工知能と機械学習
1.2 神経回路網と深層学習
1.3 関連する技術の紹介
2 浸透学習法の原理
2.1 基礎となる考え方
2.2 基本構造と学習アルゴリズム
2.3 浸透学習法の応用分野
3 浸透学習法の応用
3.1 浸透学習法によるデータ分類・回帰
3.2 浸透学習法によるマルチモーダル認識
3.3 浸透学習法による時系列予測
3.4 浸透学習法における逐次補助情報追加
3.5 浸透学習法による入力変数最適化
4 まとめと今後の課題