化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

単分散ナノ粒子合成の実用化に向けた基礎知識から具体的な応用事例まで
 
こちらは 9/9実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:9/10~9/20】期間中何度でもご視聴いただけます。

R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】

       配信開始日:2024年9月10日(火)
       配信終了日:2024年9月20日(金)
       参 加 費:49,500円(税込)

持参物

 受講にはWindowsPCを推奨しております。
 タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。

備 考

こちらは 9/9実施 WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:9/10~9/20】
・セミナー資料は、配信開始日までにお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

・動画のURLはメールでお送りします。

講 師

 東北大学 名誉教授/大学院農学研究科 客員教授 工学博士
 村松 淳司 氏

公益社団法人 石油学会会長
東北大学/元副理事
東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター/初代センター長
東北大学多元物質科学研究所/元所長

習得できる知識

 粒子合成に関わる基礎物理化学,液相からの粒子合成法の基礎知識,ゲル-ゾル法単分散微粒子合成法の詳細,具体的な粒子合成事例と最重要ポイント,実用化ナノ粒子大量合成プロセス

趣 旨

 水溶液や有機溶液からのサイズや形態などが揃った、いわゆる、単分散な。無機のナノ粒子や微粒子の合成は、通常、粒子同士の凝集が置きにくい希薄溶液で行われてきた。実用化のためには、濃厚溶液からの大量合成が望ましい。従来不可能と言われた濃厚溶液における粒子凝集を抑え、単分散無機粒子を合成する、全く新しい手法、ゲルーゾル法について講義するとともに、応用事例を中心に紹介する。特に、粒子合成のための基礎物理化学や、液相からの固相析出における基礎知識から、具体的な応用事例まで、単分散ナノ粒子合成の実用化の視点から、幅広く、かつ、深化した講演内容とする。

プログラム

1.生活の中の微粒子,コロイド
 1-1.温泉,牛乳,墨汁
 1-2.ビールや日本酒
 1-3.サイズの概念
  
2.ナノ粒子の特徴
 2-1.粒子のサイズ
 2-2.粒子サイズ効果
  
3.単分散粒子の合成理論
 3-1.粒子合成に関わる基礎物理化学
 3-2.LaMerスキーム
 3-3.凝集防止
 3-4.希薄系から濃厚系へ
  
4.ゲル-ゾル法単分散微粒子合成
 4-1.酸化鉄微粒子
 4-2.チタニア微粒子
 4-3.硫化物微粒子
 4-4.金属微粒子
  
5.ゲル-ゾル法合成単分粒子の応用事例
 5-1.非鉛圧電素子用微粒子の合成
 5-2.光触媒用酸化物ナノ粒子の合成
 5-3.ITOナノ粒子の合成
 5-4.その他応用と展開
 5-5.終わりに
  

スケジュール

昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※ 進行によって、多少前後する可能性がございます。
※ 質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。