* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2024年10月9日(水)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
尼子 清夫 氏(MacA M1㈱ 代表取締役)
【講師経歴】
《専門》
事業戦略・事業開発、航空電力系統システム・エンジニアリング、エンジンおよび装備品電力制御・熱制御、グローバル航空市場マーケティング、海洋構造物耐航性設計
《略歴》
2018年4月~現在 代表取締役、MacA M1㈱ DX/GX時代を迎えグローバル航空・宇宙市場 プロジェクト企画・設計・開発に関するコンサルティング業
2013年6月~2018年3月 執行役員、技術本部管掌、ナブテスコ㈱
2011年6月~2013年6月 執行役員、航空宇宙カンパニー管掌、ナブテスコ㈱
2009年4月~2011年3月 委員長、航空装備品委員会、日本航空宇宙工業会
2002年2月~2008年3月 取締役支配人、STS (J/V 旧 Hamilton Sundstrand Corp. 現 Collins Aerospace / UTC & 旧 Teijin Seiki 現 ナブテスコ)㈱
1996年8月~1996年11月 PMD71 修了 – Harvard Business School (Boston, MA, USA)
《活動等》
2022年2月~現在 ㈱シーエムシー・リサーチ主催講演会登録講師
2018年4月~現在 兼務 シニア・コーポレート・アドバイザー、㈱JMC (東証マザーズ上場)
2018年6月~2021年9月 兼務 シニア・コーポレート・アドバイザー、EOSジャパン㈱
2018年9月&2019年9月 EOS Day (第1回&第2回) EOS GmbH 招待講演
1991年5月~2007年3月 航空装備品 CAE・Simulation/実証実験 国際学会含む論文発表、講演
支援講演者 橋本 浩志 氏(㈱Nextage 代表)
【講師経歴】
・ 2020年 ㈱NextageでAM基礎教育プログラムを作成し,教育とAM実践コンサルティング始動、AM Senior Implementerとして現在に至る
・ 2023年6月まで1年間金属スクラップからAM粉末にリサイクルする米Molyworks社シニア・コンサルタントを兼務
・ 2018年 AM装置ベンダーEOS社にてグローバルAM立上げ コンサルティングサービスと市場開拓に従事
・ 2000年代 3Dデジタル取扱いに関して自動車工業会(JAMA)を含むSASIG(米,独, 仏,スウェーデン)に参画,PDQガイドライン(ISO 10303-59として継承)の策定及びクラウド技術活用関連事業、に従事
・ 1990年代 3Dデジタルが係わるものづくりソリューション(CAE,公差解析, 品質チェック,変換ツール)に従事 3D CADの黎明期 (1993 年)パラダイムシフトにおける設計のデジタル化(現在で言うDX)を体験
《活動等》
・ 2023年 企業へのAM基礎知識教育を実施、JAMM(Japan Additive Manufacturing Meetup)における講演講師、日本技術情報センター主催 AM講演講師
・ 2022年8月 MITxPROのAM研修を終え,Professional Certificateを取得
・ 2021年 近畿経済局3Dものづくり普及促進会のテクニカルコーディネーターとして支援
セミナーの主旨、ポイント
DX/GX&AI/IoT時代においてグローバルに進展するAM活用、その活用を前提とした設計・開発・ものづくり革新も拡がりを見せ、欧米先進国市場はじめ中国・並びにアジア市場でも発展成長を遂げるAM動向が何故AM日本市場では立ち遅れているのか? – 現在日本市場適用についての分析が的を得ていない現状、より決定的な主要因分析の観点で考察、その要因解決の鍵を診た市場成長・成功への取組みを述べる。
AMの本質を理解し、AM適用にすべき事業環境・背景を明確にすることでAM活用事業、その日本市場の成長につなげる道筋・シナリオを示す。これは同時に、AM日本市場において活躍するプレーヤーがグローバルAM市場でも 「競争力を有し輝くマーケットポジショニングを維持向上していく」ことに外ならず、その道程に言及する。「グローバルAM市場でも競争力を有し輝くマーケットポジショニングを維持向上していくプレーヤーの存在とその競争力向上実践例」を示し、今後の学習効果とする。
講演連携パートナー (元 EOS Japanコンサル、2022年 MIT AM研修修了) を迎えて解説、同氏の知見、顧客・パートナー群とのAM共創経験から「AM日本市場で直面している課題」、「その対応策」を「ここまで到達している諸要因の活用レベルとその適用法」と共に解説する。今後の挑戦企業が必要な教育・研修プラグラムを体験し、引き続いて「AM活用事業における事業企画・基本設計・開発と製品化 (品質保証、規格含む)」を学習・経験することにより、その結果グローバルAM Tier 1等 業界有力・活躍プレーヤーと共創していく条件や基盤作りが構築されていく – その道程を提起する。
DX/GX&AI/IoT時代を迎えて、グローバル輸送機器市場 (航空・宇宙、陸上 – 自動車、商用車、二輪車、鉄道、及び海上・海中ドローン&ROV等を対象、装備品含む)においてAM活用は加速。 2020年代に入ってグローバル有力プレーヤーに引率され陸/空/海各対象市場適用への搭載事例が多く観られる。AM活用、日本市場の成長に向けての最善な取組みを材料技術・開発を含む事例も取り込みながら示す。
<注1 グローバルAM市場に占める輸送機器適用はほぼ70%に相当>
AM日本市場ではTRL技術到達レベルが未だに低いが、各適用における技術・品質・その実現課題と現段階にて利用可能な共通インフラや連携すべきパートナー群 (エコシステム構成)も整備・認知されつつある。
「事業企画、システム設計、開発、試作及び連続生産ものづくり」に関してグローバル市場の動向を俯瞰しつつ日本市場の今後(特にカーボンニュートラル、グリーン化に強く関係する電動化動向 及び新材料開発動向)をDX/GX&AI/IoT時代の到来、そのLCA環境負荷対応必須の事業戦略・サステナビリティも考慮して解説し、今後のAM日本市場、その未開の可能性を追求しその発展へと繋げたい。
セミナー対象者
・ AM活用による新規事業開発を担う経営層、設計・生産技術を担う者及びそのチームリーダー・管理者
・ AM活用によるSP(Service Provider サービス プロバイダー AM受託事業者)の成長戦略構築を目指す経営層・事業推進責任者及び事業開発・プロジェクト事業推進者
・ AM装置・システムを含む問題解決型提案事業者 (装置販売代理店含む)、及びグローバル輸送機器市場Tier 1企業と共創によるAM企画・推進を図る事業者
・ 進展するDX/GX/CN(脱炭素)/電動化とその事業環境認識に於けるAM活用・事業進展の強い相関性と事業展開ノウハウを理解した上で事業開発・プロジェクト事業推進を図る者
・ グローバル輸送機器市場(航空・宇宙、陸上 – 自動車、商用車、二輪車、鉄道、及び海上・海中ドローン&ROV等を対象、装備品含む)においてグローバルに活躍するAM活用事業開発・プロジェクト事業推進者及び事業開発戦略企画構築・推進者
・ グローバル輸送機器市場に新規参入を図ろうとする企業、企画・設計・研究開発・ものづくり機関の関係者
・ グローバル輸送機器市場で装備品の設計・開発・生産技術 (適用材料・材料開発) 関係者、及び CAE/Simulation/Software関係者
・ AM活用によるグローバル市場に課せられるCN カーボンニュートラル、新事業環境認識に基づきDX/GX時代対応LCAを評価、日本市場を開拓される方
セミナーで得られる知識
・ AMの開発をグローバルに推進するためのマーケティング・エンジニアリング重要ポイント、基本戦略構築のポイント、グローバル動向と対象市場分析及びグローバル主要有力プレーヤーの動向
・ グローバルAM市場でマーケティング・エンジニアリング及び事業開発において競争力をつける重要ポイントと道程
・ グローバルAM市場の技術・エンジニアリング(適用材料・材料開発、設計・生産技術及び CAE/Simulation/Software活用中心)の動向と現在実現しているレベルから観る将来技術ロードマップ
・ グローバルAM市場における金属及び樹脂材料(開発含む)に関する動向
・ 進展するDX/GX/CN (脱炭素)/電動化とその事業環境認識に於けるAM活用・事業進展の強い相関性と事業展開のポイント及びDX/GX時代対応LCAの基礎と重要ポイント
・ グローバル輸送機器市場(航空・宇宙、陸上 – 自動車、商用車、二輪車、鉄道、及び 海上・海中ドローン&ROV等を対象、装備品含む)におけるAMの開発・推進グローバル動向と対象市場分析
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1–1. 日本市場における大きな誤解
現在日本市場適用についての分析が的を得ていない現状、より決定的な主要因分析の観点で考察
1–2. ものづくりの歴史とAM
1–3. グローバルAM市場、成長の差
1–4. 日本でAMが進展しない理由と解決策
AMの本質を知る
AM適用にすべき事業環境・背景を明確にする
2章:DX/GX時代のAM活用事業展開
2–1. AMのプロセスとDXのプロセス、その適用
2–2. AM適用・推進を成功に導く要因
AM装置及びアプリケーション、材料技術・材料適用事例
2–3. 未来のエンジニアリング事例
グローバル航空・宇宙市場及び自動車市場事例
3章:AM日本市場における研修、その実施例と効果
3–1. ものづくり全プロセス考察とAM人財育成・登用の 重要性
3–2. 研修の主旨と実施例
3–3. グローバルAM市場到達すべき技術・スキルレベルとその道程
4章:AM活用事業における基本設計と製品化
4–1. AM設計 – その手法と各種エンジニアリング
(1) プロジェクト企画・設計・開発・試作 – 将来の試作レス・造らずに創る
フロントローディング設計、品質工学の必然性
(2) DfAM, ソフトウェア&シミュレーションが牽引するエンジニアリング
製造条件に依存する製品設計、CAE/Simulation、活用が進む多くのソフトウェア
(3) コスト対応とAM活用価値
ビジネスケース数例、AMが持つ可能性をどの様に実現するか?
PLC (Product Life Cycle) を考察する
4–2. AMで製品化するためには
(1) 品質保証
グローバルAM市場で認められる品質保証
グローバル航空・宇宙市場、AM適用での品質保証対応事例
(2) 規格
グローバルAM市場で認められる規格とその適用状況
グローバル航空・宇宙市場、及び自動車市場におけるAM適用規格事例
5章:AM推進の諸条件と基盤構築に向けて
5–1. AM適用事例の読み方
5–2. AM推進に必要なステップと組織
5–3. グローバルAM市場で競争力を有する日本プレーヤーのマーケティング・エンジニアリング向上の道程と実践例
5–4. グローバル航空市場で徹底したAM活用を謳い、実践する“Boeing社“事例
6章:グローバルAM市場で競争力を有するプレーヤーとして成長するためには – 学習効果総括
6–1. AMの将来、DX/GXとAMの好循環相性
6–2. DX/GX時代を迎えて サステナビリティ、新材料開発への取組み
6–3. 未開の可能性の追求
6–4. DX/GX/AMプレーヤーとして到達すべきレベルとその推奨されるべき道程