~ 車載としての課題とその対応、カーボンニュートラル視点での情報整理と事例紹介 ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2024年9月12日(木) 10:30~16:30
受 講 料:55,000円(税込) * 資料・見逃し配信付
*メルマガ登録者 49,500円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
・ 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・ 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
ex)8/2(金)開催→8/9(金)までに配信開始→8/16(金)まで視聴可能
※ お申込みいただいたメールアドレスに、視聴用URL・パスワードを送付します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は弊社までご連絡ください。
※ 配信は準備ができ次第行いますので、開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
上記例の場合、8/6(火)から開始となっても8/16まで視聴可能です。
※ 原則、配信期間の延長はいたしません。
ただし、GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合は、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
※ 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合でも、当該ウェビナーの価格に変更はありません。お詫びといたしまして、次回弊社セミナー/ウェビナーをお申し込みの際、5%割引させていただきます。(メルマガ会員価格でもその価格から
さらに5%引)
講 師
高原 忠良 氏
㈱Tech-T(技術オフィス Tech-T)
博士(工学) 埼玉工業大学 客員教授
【講師経歴・研究内容・専門・活動】
トヨタ自動車においては、バンパやインパネ、ガソリンタンクなどのプラスチック材料や成形加工の開発と量産化、さらにその評価のためのデジタル技術の構築と実務展開に従事しました。その後、韓国サムスン系の第一毛織(現ロッテ先端素材)では、エンジンプラスチックの自動車用途開発を担当し、日本・中国・タイの自動車メーカと協業しました。2020年から は、㈱Tech-Tにて今後の車載プラスチック動向の調査分析と情報発信に取り組んでいます。特に近年は各種EV・FCVに試乗の上でのコメントを発信しています。
1980~1989 新日本無線㈱(現社名:日清紡マイクロデバイス)高融点金属・セラミックの研究
1989~2012 トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発
2012~2015 SamsungSDI(韓国本社)エンプラ研究所
2015~2018 大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発
2017~現職 埼玉工業大学 客員教授
2020~現職 ㈱Tech-T(ビジネスブランド名:技術オフィス Tech-T)設立
セミナーの趣旨
初学者の方の入門、実務者の再整理、樹脂材料への領域拡大を目指す設計者の方向けに、プラスチックの基礎と車載として活用する際の利点と課題を解説します。
自動車車内を見回すと樹脂部品以外は目に入らないと言われるほど、多くのプラスチックが使われています。プラスチックの軽量・易加工性によるものです。一方で、脱炭素対応の視点でモビリティの現状を理解することが重要となっています。未来モビリティにおけるプラスチック活用の際の重要な着眼点、さらにはカーボンニュートラル社会を見据えた期待と課題を解説します。30年に渡り、国内外の自動車メーカ・樹脂材料メーカで活躍し、現在も現地現物で次世代モビリティを調査している講師ならではの他に類を見たいセミナーです。
セミナー対象者
・ これから車載プラスチックを勉強する方
・ 車体軽量化などプラスチック活用を考える方
・ EVやFCV、SDGsなどの将来方向性の情報を知りたい方
・ 自身の知識を整理整頓したい方
セミナーで得られる知識
・ 車載プラスチックの概要(種類・成形法・適用部品・活用注意点)
・ 車載プラスチック周辺の意匠・機能などのトレンド
・ カーボンニュートラルへの対応
・ トヨタのマルチパスウェイなど次世代モビリティとプラスチックの関連
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
初学者の方、実務者の再整理、樹脂材料への領域拡大の設計者の方向けに、プラスチックの基礎と車載活用する際の利点と課題、その対応方法を解説します。
1.プラスチックの基礎
(1)プラスチックの歴史
(2)プラスチックの特徴
~ 金属・無機物との比較で理解 ~
(3)種類・分類:熱可塑/熱硬化/複合材(CFRP・GFRP)
(4)主な成形加工法
2.車載プラスチックの一丁目一番地
(1)活用の狙い:コスト低減/軽量化/高品位化
(2)活用における課題:耐熱性/剛性/耐久性/耐環境特性
(3)課題対応の実際
実務編 モビリティ視点でのプラスチック
車載としてのプラスチック活用状況を説明します。ついで、脱炭素対応の視点でモビリティの現状を紹介します。この知識は、未来モビリティにおけるプラスチック活用の際の重要な着眼点に繋がります。
4.バンパーを例に見る活用の歴史
5.自動車部品への活用状況内装/外装/機能部品/フル樹脂ボディ車両例
6.トヨタのマルチパスウエイ目線で「車載プラ」を整理
7.新エネルギー車(NEV)と樹脂
(1)新エネルギー車(EV&FCV)のグローバル販売トレンド
(2)日中韓越のNEV普及状況現地調査
電動化関連、水素燃料自動車
最新情報、今後の動向
今後のカーボンニュートラル社会を見据えた期待と課題を解説します。またトレンドとなる意匠や機能への対応での樹脂の役割を確認します。時間の許す範囲で最近の展示会情報をご紹介します。
8.カーボンニュートラル対応
(1)背景の整理;環境問題SDGs
(2)Scope1/2/3の整理
(3)プラスチックとしての対応;
サーマル/メカニカル/ケミカルリサイクル/植物由来
(4)取り組み現状;
・ トヨタ自動車カイゼン活動・再エネ自前化
・ ホンダ展示車ケミカルリサイクル
・ 日欧の主要なケミカル素材メーカ
9.モビリティのトレンド意匠や機能と樹脂
(1)中国現地調査からスタイルデザイン/スイッチレス・音声認識
(2)潮流① クルマの顔が変わる
(3)潮流② マンマシンインターフェース変化に対応したダッシュボード
(4)潮流③ 透明樹脂と新意匠 日産・マツダ・トヨタ
(5)潮流④ クルマの進化対応 ADAS/自動運転/電動化
10.最近の展示会情報(進行状況によっては割愛の場合有り)
(1)Japan Mobility Show2023
(2)H2&FC EXPO2024
(3)人とくるまのテクノロジー展 NAGOYA2024
11.まとめ
12.質疑応答
* 最新情報の追加、それに伴って、より理解しやすいように構成を見直す場合があります。その際も、基本的には上記プログラム内容は含まれています。