~ブレインマシンインターフェース(BCI)/ブレインコンピュータインターフェース(BMI)/ニューロマーケティング~
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☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
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開催日時:2024年11月26日(火)10:30~16:30
参 加 費:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
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講 師
夏目 季代久(なつめきよひさ)氏
九州工業大学大学院 生命体工学研究科 教授(薬学博士)
<略歴、等>
1986年 東京大学 薬学部 卒業
1988年 東京大学大学院 薬学系研究科 博士前期課程修了
1989年 同大学院 博士後期課程 中途退学
1989年 九州工業大学 情報工学部 助手
1997年6月~1998年6月 カナダ カルガリ大学 心理学部に訪問研究員として出張
2001年4月 九州工業大学大学院 生命体工学研究科 助教授
2006年4月 九州工業大学大学院 生命体工学研究科 教授
現在に至る
セミナーの概要
現在、話題になっているブレインマシンインターフェース(BCI)、ブレインコンピュータインターフェース(BMI)、ニューロマーケティングに使用されている脳波について、その基礎知識・測定方法を講義すると共に、脳波を用いた応用事例に関してご紹介致します。セミナーは、工学系の方だけでなく、医療・看護系の方も受講できる内容になっています。是非とも、この機会に次世代技術の基となる脳波について学んでみては如何でしょうか?
講義項目
1.1 脳とは?
1.1.1 神経細胞
1.1.2 電気現象としての活動電位、シナプス電位
1.1.3 脳機能地図
2 脳波の種類と脳波から分かること
2.1 脳波の種類
2.1.1 脳波は何に分類されるのか?
2.1.2 自発脳波 ~特徴といつ起こるか~
2.1.2.1 δ波
2.1.2.2 θ波
2.1.2.3 α波
2.1.2.4 β波
2.1.2.5 γ波
2.1.2.6 μ波
2.1.3 誘発脳波(誘発電位) ~それぞれの意味・特徴~
2.1.3.1 視覚誘発電位(VEP)
2.1.3.2 定常性視覚誘発電位(SSVEP)
2.1.3.3 聴覚誘発電位
2.1.3.4 体性感覚誘発電位
2.1.3.5 P300波
2.1.3.6 随伴陰性変動(CNV)
2.1.3.7 エラー誘発電位
2.1.3.8 ミスマッチ陰性電位(MMN)
2.1.3.9 N400
2.1.3.10 運動関連電位
2.1.3.11 事象関連脱同期(ERD)・事象関連同期(ERS)
2.2 脳波は何を測っているのか?
2.2.1 神経細胞内・細胞外記録
2.2.2 脳波には神経細胞の配置が大事
2.2.3 脳波には神経細胞の同期活動が大事
3 脳波測定の原理と必要な物品
3.1 脳波の測定原理
3.1.1 導出法 ~単純導出法、双極導出法~
3.1.2 脳波モンタージュとは何か?
3.2 脳波測定に必要な物
3.2.1 脳波計
3.2.2 脳波電極
3.2.3 アース電極、ボディアース
3.2.4 参照電極
3.2.5 導電性ゲル
3.2.6 皮脂研磨剤
3.2.7 脳波測定用ソフト
3.2.8 その他あったら便利なもの
4 実際の脳波測定手順
4.1 どこに電極を置くか?
4.2 どのように電極を置くか?
4.3 脳波測定の実際の手順とは?
4.4 アーチファクト、ノイズとは何か?
4.5 脳波実験課題のデザイン
4.6 脳波測定の注意点 ~パソコンへの取り込み~
4.6.1 アナログ・デジタル変換とは何か?
4.6.2 サンプリング定理とは何か?
4.6.3 アンチエリアシングフィルターとは何か?
4.6.4 量子化とは何か?
4.7 脳波測定を実生活で利用するにあたっての問題点
4.8 最近の脳波計~ドライ電極、モバイル脳波計等をご紹介します~
5 脳波を用いたブレインマシンインターフェース(BMI)
5.1 脳波を用いたBMIの原理
5.1.1 脳波の特徴を抽出する ~時間、周波数ドメイン~
5.1.2 脳波を分類するにはどうするか?
5.1.3 脳波を用いて、機械やロボットを制御する
5.2 脳波をBMIへ応用した事例
5.2.1 脳波で文字をタイプする脳波タイプライター
5.2.2 脳波を用いた自動運転車制御
5.2.3 脳波を用いたゲーム
6 脳波を用いたBMIの今後
6.1 嗜好性検出 ~音楽嗜好性脳波~
6.2 感性評価
6.3 自学教育システム
6.4 ロボット操縦システム
6.5 車酔い予防システム
6.6 脳波を用いたロボット制御
6.7 脳波・BMIの今後化