化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2024年9月4日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

久保 京子 氏  ㈱フィデス 代表取締役社長
内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格 消費生活アドバイザー

【講師経歴】
 慶応義塾大学 文学部 人間科学専攻。専門は実証的社会心理学。
 卒業後、花王㈱調査部にて家庭用消費財におけるマーケティングリサーチ業務に従事。サンウェーブ工業㈱(現 ㈱LIXIL)にて商品企画、販売戦略立案などに携わる。
 1998年 Webマーケティング会社を起業。
 2007年 消費生活アドバイザーとして、(財)日本産業協会にて経済産業省委託事業「電子商取引モニタリング調査」に携わっ たことを契機にネットショップのコンプライアンス及びCS向上推進に傾注。
 消費者庁が創設された2009年 ㈱フィデスを設立。中小~大手企業に対し、消費生活アドバイザーによる法令順守の広告戦略、広告法務コンサルティング、社員教育を手がける。表示の受け手である一般消費者目線を重視し、法令遵守のその先を目指す顧客満足度向上、お客様との長期的な信頼関係を築くコミュニケーションをサポートしている。

【現在の業務内容】
 ECサイトの広告表記コンサルティング・顧客対応コンサルティング

【オンライン講座】
 『フィデスの美・健広告法務オンライン講座』サイト:https://compliance-ad.jp/on-line/

【広告コンプライアンス支援情報】
 『FIDES 広告コンプライアンス・CS 改善』ブログ:https://compliance-ad.jp/blog/

【所属団体】
 ダイレクトマーケティング学会(法務部会)、一般社団法人 ECネットワーク、日本消費者政策学会
  

セミナーの趣旨

 今年3月に発生した「紅麹」問題により、同原料の食品の自主回収や健康食品の定期購入の解約が相次ぐなど、健康食品全般に対する消費者の信頼が大きくゆらいでいます。
 昨年6月のさくらフォレストの景品表示法措置命令事案では、機能性の科学的根拠そのものが不適切と判断され、同社の商品と同じ科学的根拠を用いて消費者庁へ届出を行った88商品についても疑義が生じ、すでに多数の商品が届出を撤回しています。また、その後も昨年12月と今年3月に、大げさな痩身効果をうたった機能性表示食品を販売する合計4社に対して措置命令が出されるなど法執行が活発で、機能性表示食品制度そのものが分岐点に来ています。
 消費者に安心、信頼され健康食品を選択してもらうために、今こそ、エビデンスに基づく消費者目線の情報提供(広告表示)が求められています。消費者への情報提供の基準となる広告表示規制を正しく理解しましょう。

セミナー対象者

  健康関連食品製造・流通業のマーケティング、研究開発、商品開発、品質保証部門、顧客対応、法務部門。広告コンプライアンスを意識し始めた方、最新法規制動向をキャッチアップしたい方。

 広告コンプライアンスにおいては、営業、マーケティング、商品開発、品質保証、消費者及び顧客対応、法務部門など全社的な取り組みが求められます。健康食品の広告関連部門はもとより、研究開発、商品開発、品質保証部門の方々にも是非お聴きいただきたい内容です。広告コンプライアンスを意識し始めた方にもわかりやすく、実務で広告表示に携わる方には最新法規制動向をキャッチアップいただけます。

セミナーで得られる知識

 ① 医薬品、保健機能食品、一般食品の区別および、保健機能食品の種別と広告表示規制の概要
 ② 健康食品に対する「薬機法」「景品表示法」「健康増進法」の規制内容と考え方
 ③ 保健機能食品に関する法令違反事例解説による、機能性訴求や成分の機能性の根拠の考え方
 ④ 健康食品の広告表示違反リスク低減のための組織対応、消費者目線のコンプライアンスの意識とあり方

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

 健康食品の広告は、景品表示法・薬機法・特定商取引法・健康増進法・食品表示法など複数の法律により複雑に規制されており、ルール改正も頻繁に行われています。
 本講座では、特に品質面での広告表現を規制する薬機法、景品表示法、健康増進法にフォーカスし、関係法令が相互補完されながら執行される状況を踏まえ、三法(薬機法、景品表示法、健康増進法)の考え方を、俯瞰的・体系的に理解して頂くことを念頭に講義を進めます。さらに、最新の行政の法執行動向を確認しながら、違反事案から見えてくる留意すべきポイントとコンプライアンス対策を分かりやすく解説します。

1. 健康食品の制度を理解する
 1.1 健康食品の分類
 1.2 健康食品の表示事項
  
2. 健康食品の広告規制の全体像を掴む
 2.1 目的と規制内容
 2.2 規制対象表示
 2.3 規制対象事業者
  
3. 禁止される表示と違反要件とは
 3.1 「医薬品」的な食品を規制する薬機法
 3.2 「虚偽誇大表示」を規制する景品表示法・健康増進法
 3.3 「著しく」と「合理的根拠」
  
4. 違反事例に学ぶコンプライアンス対策
 4.1 表示事項が問題となった事例 (「葛の花」ほか)
 4.2 成分が問題となった事例
   (「さくらフォレスト」ほか)
  
5. 組織で取り組むコンプライアンス対策
 5.1 「事業者が講ずべき措置」の具体例
  
6. まとめ
 6.1 消費者目線でとらえる広告表示
  

  
  

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