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電磁波遮蔽および吸収材料活用の課題と解決の手がかりを詳細解説!
 
こちらは 7/25実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

R&D支援センターウェビナー

       配信開始日:2024年7月26日(金)
       配信終了日:2024年8月9日(金)
       参 加 費:55,000円(税込)

備 考

 ・こちらは 7/25実施WEBセミナー アーカイブ(録画)配信です。

・配信開始日以降に、セミナー資料(PDF)と動画のURLをメールでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

山形大学 工学部 建築・デザイン 
教授 Ph.D. (米国ノースウェスタン大学)  日高 貴志夫 氏
元 株式会社日立製作所 日立研究所 主任研究員

【専門】
材料科学、建築環境工学

受講対象・レベル

・次期製品の新展開として、電磁波ノイズ対策への応用を考えている材料研究開発者または事業企画を担当されている方。
・新事業に活用するため、電磁波シールド・吸収についての知見を得たいと考えている方。
・電磁波吸収材料開発に取り組んでいるが、 電磁波吸収特性および計測データの取り扱いに課題があり悩んでいる方。 

習得できる知識

・電磁波の基礎知識・材料開発のノウハウ・電磁波遮蔽および吸収の正しい特性評価法・電磁波シールドおよび吸収材料のシミュレーションのやり方およびビジネスチャンスに対する将来予想の立て方。 

趣 旨

 本講演では、ビヨンド5G(B5G)および6G からさらにテラヘルツ高周波数へ向かうトレンド及びそれに適用可能な電磁波ノイズ対策材料について初学者にもわかりやすく述べる。その材料設計として、電磁波シールド・吸収の性能向上を図り、それをどのように市場に提案するかを示す。特に、後半に講演者が関わった電磁波吸収材料の事業化の経験についても述べるので、ご参考になれば幸いである。

プログラム

1.5G実現に向けた活動
  1.1 5GおよびB5G で利用される周波数帯(6~100GHzの帯域による分類)
  1.2 5Gの世界的動向(WRCおよびITUの活動)
  1.3 2023年度の市場規模
  1.4 総務省:「令和3年版情報通信白書」から読み解く事業化のシナリオ
  1.5 B5Gおよび6Gに求められる機能(無人グライダーとドローンの登場)
  
2.電磁波の基礎
  2.1 電磁波とは何か?
  2.2 金属が電磁波を反射する原理(RF遮蔽)
  2.3 電磁波を吸収する原理
  
3.電磁波シールド・吸収材料
  3.1 シールド材料の紹介
  3.2 吸収材料の紹介
  
4.電磁波シールド・吸収材料設計のコツ
  4.1 電磁波シールド材料設計のコツ
  4.2 電磁波吸収材料設計のコツ
  4.3 電磁波遮蔽・吸収のシミュレーター活用
  
5.電磁波シールド・吸収材料の評価法
  5.1 インピーダンスアナライザー(スペアナ)を用いる評価法
  5.2 ベクトル・ネットワークアナライザーを用いる評価法
  5.3 自由空間法(電波暗室の使い方・CISPR22の3m法について)
  5.4 BCI試験およびその他の試験法について
  
6.電磁波シールド・吸収品の事業化の紹介
  6.1 磁性フィラーの粉売りビジネス
    (Snoek限界より低周波数帯での粉末ビジネス)
  6.2 カーボンシートのシート売りビジネス
    (サブミリ厚さの電磁波吸収シートを要求する市場)
  6.3 将来のビジネスチャンスを周波数帯から考える(ナノ材料)
  
7.まとめ