~界面を中心として~
☆全固体電池の開発を取り巻く現状と、キーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象についてわかりやすく解説する
【アーカイブ配信受講:7/25~8/1】を希望される方は、 ≫こちら≪ からお申し込み下さい。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年7月24日(水)13:00~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
定 員
30名
備 考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
長崎大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 山田 博俊 氏
【ご専門】
固体電気化学
受講対象・レベル
・二次電池に関する研究・開発を始めた研究・製造部門の方
・二次電池への新規参入を検討されている企画部門の方
・その他,二次電池や全固体電池について情報を集めたい方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・全固体電池のメリット・デメリット、現状と課題について理解できる
・固体電解質の基礎と応用
・固体電解質の界面・表面の分析と構造
趣 旨
過去10年の間、二次電池特にリチウムイオン電池の用途は急拡大し、ウェアラブル端末から電気自動車に至るまで、身の回りの様々な製品に利用されています。多方面への展開により電池の性能は向上し、それにより電気製品の性能も向上しています。二次電池の用途が広がる中で、リチウムイオン電池を越える新たな二次電池の研究・開発も進められています。中でも、固体電解質を用いた全固体電池は、カーボンニュートラル社会の実現や、IoT社会の発展を支える新たな二次電池として注目を集めています。全固体電池では、構成する全ての部材が固体となるために、利点もある一方で、新たな課題も生じています。
本セミナーでは、全固体電池の開発を取り巻く現状と、全固体電池開発のキーポイントとなる固体電解質および電池内部の界面で生じる現象について基礎からわかりやすく解説します。
プログラム
1-1 ポストリチウムイオン電池と全固体電池への期待
1-2 全固体電池の構造と特徴
(1) 小型用途:チップ型全固体電池
(2) 大型用途:バルク型全固体電池
2.固体電解質の基礎と特徴
2-1 結晶欠陥
2-2 拡散とイオン伝導,イオン導電率
2-3 粒界,界面
(1) 空間電荷層
(2) 界面反応層
2-4 主な固体電解質とその特徴
2-5 固体電解質の合成と焼結
2-6 固体電解質の評価
(1) 構造
(2) イオン伝導性
(3) 電気化学安定性
3.全固体電池の課題と取組み例~酸化物系全固体電池を中心として~
3-1 合剤電極内部の分極要因
3-2 活物質・電解質の界面接合
3-3 電池内部の計測・評価
4.国内外の研究動向
4-1 バルク型全固体電池
(1) 合剤電極
(2) 金属リチウム負極
4-2 チップ型全固体電池
4-3 全固体リチウム―硫黄電池
5. まとめ
【質疑応答】