~基本技術,高性能化/小型化技術から技術動向まで~
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。
トリケップスセミナー
開催日時:2024年7月31日(水)10:30~16:30
会 場:東京都千代田区内の会場を予定
受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
講 師
森本 雅之(もりもとまさゆき)氏
モリモトラボ 代表(工学博士) / 元 東海大学 教授
<経歴、等>
1975年 慶應義塾大学 工学部 電気工学科卒業
1977年 慶應義塾大学大学院 修士課程修了
1977年~2005年 三菱重工業株式会社勤務(名古屋研究所、エレクトロニクス事業部、基盤技術研究所など)
1990年 工学博士取得(慶應義塾大学)
1994年~2004年 名古屋工業大学 非常勤講師
2005年~2018年 東海大学 電子情報学部 電気電子工学科 教授 (現在、工学部電気電子工学科に改組)
2018年~ モリモトラボにて活動開始
2018年~ 東海大学 非常勤講師
2019年~ 首都大学東京 非常勤講師
2020年~ 神奈川大学 非常勤講師
2020年~ 東洋大学 非常勤講師
…モータとパワーエレクトロニクスの応用を考慮した研究開発。エアコン、フォークリフト、マイクロガスタービンなどの特定用途限定の 電気機器及びパワエレ機器の研究開発。産業機械、鉄道システム、自動車システム、分散電源などのパワエレ応用システムの研究開発。
セミナーの概要
カーボンニュートラルを目指して世界的に電動車が増加しており、電動車の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは,モータ,パワーコントロールユニット(PCU),バッテリである.このうち,モータの性能は車の走行性能に直接影響する。すなわち,モータはすべての電動車のキー技術である.
そこで、本セミナーでは、電動車に使われるモータについて、基本技術、高性能化,小型化等の技術を解説し,さらに技術動向を展望する。また,最近よく取り上げられているe-axleの現状と動向についても述べる.
講義項目
1.1 モータの進化
1.2 モータの原理
1.3 モータの構成
1.4 モータの制御
2 自動車用モータ
2.1 自動車を取り巻く環境
2.2 電動車の構成と分類
2.3 駆動モータのトルク特性
2.4 自動車用モータの特徴
3 IPMモータ
3.1 交流モータの原理
3.2 リラクタンストルク
3.3 各種のIPM モータ
3.4 IPMモータの制御
3.5 IPMモータの設計
3.6 各社のIPMモータ
4 誘導モータ
4.1 誘導モータの原理
4.2 誘導モータの性能
4.3 誘導モータの制御
4.4 各社の誘導モータ
5 巻線界磁型モータ
5.1 弱め磁束制御
5.2 巻線界磁とは
5.3 可変界磁モータ
6 モータの絶縁
6.1 絶縁の構成
6.2 上限温度
6.3 絶縁の評価
7 モータの冷却
7.1 伝熱の基本
7.2 モータ内部の伝熱
7.3 モータの損失
7.4 駆動モータの冷却法
8 e-axle
8.1 e-Axleとは
8.2 e-Axleの技術
8.3 e-Axleの課題
9 今後の動向
9.1 高効率化
9.2 高速化
9.3 高電圧化
9.4 製造技術