化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

脳波の基礎からBrainTechに繋がる応用研究まで一気通貫に解説!
 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年8月24日(木)13:00~17:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付【PDFを配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター
 脳機能解析研究室  室長 博士(科学)  成瀬 康 氏
 VIE STYLE㈱ 技術顧問

【専門】
応用脳科学

受講対象・レベル

脳波研究をこれから始めたい研究者
BrainTechに興味がある企画担当者
など 

習得できる知識

・脳研究の概要
・脳波計測の基礎
・脳波を用いたBMIの概要
・BrainTechに繋がる技術
・実際の脳波の波形に関する知識 

趣 旨

 脳の中には自分でも知らない無意識の情報がたくさんあります。この情報にアクセスすることは自分でも難しいのですが、脳波を使えば、その一部にアクセスすることができます。脳波には100年近い歴史があり、この無意識の情報にアクセスすることを目指した基礎研究が数多くあります。私は、この無意識の情報にアクセスできるという事実は様々な産業に応用できると考えており、過去の基礎研究の成果を元に、実際に産業応用につなげることを目指して研究開発を行っています。特に最近は「BrainTech」というワードも広く知られているように、脳波を用いたビジネスが注目されています。本講座では、脳研究の基礎からBrainTechに繋がる応用研究まで解説します。

プログラム

1.自己紹介
  
2.非侵襲脳機能計測法を用いた神経科学の基礎

  2-1 脳機能計測手法の基礎
   2-1-1 MRI計測
   2-1-2 NIRS計測
   2-1-3 脳磁場計測
   2-1-4 脳波計測
   2-1-5 非侵襲脳機能計測法の長所と短所
  2-2 神経科学研究の例
   2-2-1 脳機能計測の基礎 ~ノーベル賞研究を例として~
   2-2-2 最近の非侵襲計測の基礎 ~言語理解を例として~
  2-3 脳波の基礎
   2-3-1 脳波の種類
   2-3-2 α波とは何か?
  
3.脳波のこれまでの応用研究
  3-1 Brain Machine Interface
   3-1-1 脳波でカーソルを動かす
   3-1-2 脳波でキーボードを打つ
   3-1-3 脳波でスイッチをON、OFFする
  3-2 リハビリテーションへの応用
  3-3 多くの研究が何故、産業に結びつかないのか?
  
4.ウェアラブル脳波計の開発
  4-1 ウェアラブル脳波計の動作原理
  4-2 ウェアラブル脳波計のための電極の開発
  4-3 ウェアラブル脳波計のための小型脳波計
  4-4 ウェアラブル脳波計のためのヘッドギアの開発
  4-5 様々なウェアラブル脳波計の比較
  
5.ウェアラブル脳波計による産業応用を目指した研究
  5-1 脳波を用いたニューロフィードバック外国語学習法
  5-2 脳波による英語力評価法
  5-3 脳波を用いた脳のワークロードの定量化法
  5-4 脳波を用いたエラー検出システム
  
6.実環境での脳活動データを取得
  6-1 ゲーム中の脳波計測
  6-2 VR中の脳波計測
  6-3 脳波×脳波の可能性
  6-4 実環境での脳活動計測の今後
  
7.BrainTech
  
8.ウェアラブル脳波計を用いた脳波計測の実践 (ウェアラブル脳波計のデモ)

  8-1 ウェアラブル脳波計の使用法
  8-2 実際の脳波波形
  8-3 脳波解析により得られる信号