化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版ウェビナー

       開催日時:2023年6月15日(木)10:30~16:30
       受 講 料:55,000円(税込) ※ 印刷資料付、会場参加者は昼食付
       会  場:会場参加:AP秋葉原 1F Oルーム,Web参加:ご自宅・会社等
            東京都台東区秋葉原1-1 秋葉原ビジネスセンター(会場住所)

備 考

【会場参加】
場所:AP秋葉原 1F Oルーム
   東京都台東区秋葉原1-1 秋葉原ビジネスセンター
定員:18名(申込先着順)
   → セミナーのご案内 

【Webセミナー参加】
Zoomウェビナーでの参加になります。
質問は会場参加の方優先ですので、講師に直接相談したい方は会場にご参加ください。

※ 複数名お申し込みの場合、受講形式は皆様同じとなります。

※ 受講形式の変更は、開催日前日から起算して8営業日(土日祝日は休日)前の16時までの弊社連絡受領分までです。それ以降の変更は致しかねます。

<禁止事項>
セミナで共有・公開・配布される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。

講 師

森本 雅之 氏
モリモトラボ 代表 (元 東海大学教授) 工学博士 電気学会フェロー

 
<講師略歴>
28年間三菱重工業にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。
2005年より2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。
自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用に取り組んでいる。

現在,電気学会の自動車用パワーエレクトロニクス関係の委員会委員長を務めている。
電気学会フェロー、IEEE終身会員。
電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。

著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)、「パワエレ図鑑」(オーム社)など多数あり。

セミナーの趣旨

 地球温暖化対策として世界的にエンジン車の販売禁止が検討され、近い将来、電動車のみが販売できるようになるように伝えられている。わが国でも同じような動向である。それに伴い、電動車の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは、モータ、パワーコントロールユニット(PCU)、バッテリである。このうち、モータの性能は車の性能に直接影響する。すなわち、モータはすべての電動車のキー技術である。
 そこで、本セミナーでは、電動車に使われるモータについて、基本技術、性能、冷却、小型化、高速化等の技術を解説し、今後の動向を展望する。また、最近よく聞かれるe-axleについても述べる。電動車に関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。

プログラム

1. モータの基本
 1.1 モータの進化
 1.2 モータの原理
 1.3 トルクと出力
 1.4 交流モータ
 1.5 モータの構成
  
2. 電動車の駆動
 2.1 自動車を取り巻く環境
 2.2 電動車の構成と分類
 2.3 各種電動車のパワートレーン
  
3. EV用モータとは
 3.1 産業用、家電用モータとの違い
 3.2 自動車用モータのトルク特性
 3.3 交流モータの制御
 3.4 絶縁と信頼性
  
4. モータの冷却
 4.1 伝熱
 4.2 モータの損失
 4.3 冷却法
  
5. トヨタのモータ
 5.1 トヨタのモータの変遷
 5.2 巻線
 5.3 冷却
  
6. ホンダのモータ
 6.1 ホンダのハイブリッドシステム
 6.2 1モータ(i-DCD)
 6.3 2モータ(i-MMD)→(eHEV)
 6.4 3モータ(SH-AWD)
  
7. 日産のモータ
 7.1 初代LEAF
 7.2 2代目LEAF
 7.3 3代目LEAF
 7.4 e-power
 7.5 アリヤの巻線界磁モータ
  
8. その他メーカのモータ
 8.1 テスラ
 8.2 誘導モータ
 8.3 48V採用車
  
9. e-axle
 9.1 e-axleとは
 9.2 各種のe-axle
 9.3 e-axleの課題
  
10. 今後の方向性
 10.1 高出力化
 10.2 高速化
 10.3 高電圧化
 10.4 可変磁束
 10.5 製造技術
  
質疑応答(会場参加者優先)・時間がある場合個別相談(会場参加者のみ)