化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

★120分 速習セミナー!
 
※ オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年1月25日(水)10:00~12:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:33,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

———-【当日のテキスト資料について】———-
・資料付(紙媒体での配布)※データの配布はありません。
・ご自宅への送付を希望の方は送付先住所をお知らせください。

———【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】———-
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

———-【注意事項】———-
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 帝京大学 理工学部機械・精密システム工学科 教授 博士(工学)
 黒沢 良夫 氏

【ご専門】
 振動、音響

【ご経歴】
 名古屋大学理学部数学科卒業、筑波大学大学院物理学研究科修了。富士重工業㈱(現SUBARU)にて、自動車パネルの振動減衰解析、ワイパーの非線形振動解析、車内音予測技術の開発、自動車の振動騒音に関する開発に従事。在職中に群馬大学大学院工学研究科博士後期課程生産工学専攻修了。2012年より帝京大学勤務。博士(工学)

受講対象・レベル

・自動車メーカーや自動車部品メーカーで2~3年の若手技術者や新人の方。 

必要な予備知識

・特に予備知識は必要ありません。 

習得できる知識

・自動車の高周波車内騒音の予測・対策手法
・防音材の吸音・遮音メカニズム、予測計算手法 

趣 旨

 自動車のEV/HEV化によりエンジン騒音が少なくなり、ユーザーの車内静粛性に対する要望は高まっている。特に、ガソリンエンジン車に比べ、タイヤからのロードノイズ(振動伝達音)・パターンノイズ(空気伝搬音)や高速走行時の風切り音等の高周波車内騒音は目立ってしまい、低減が必要不可欠である。また、国連の走行騒音規制の導入に伴い、車外騒音の低減が急務である。タイヤのパターンノイズ等の低減が必須であるが、タイヤまわりの防音材による吸音対策も重要である。以上を踏まえ、自動車の高周波(200Hz~5000Hz)の騒音現象を説明し、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段、極細繊維や音響メタマテリアルについて解説する。

プログラム

1、自動車の振動騒音現象について
 (1) 自動車の主な振動騒音源
 (2) 自動車の主な振動騒音現象
 (3) 国連の走行騒音規制
  
2、SEAを用いた風切り音を含む車内音予測手法と軽量化検討
 (1) SEA(統計的エネルギー手法)とは
 (2) 要因分析結果・寄与度解析結果と風音の影響
 (3) 自動車防遮音材の軽量化検討結果
  
3、積層防音材の吸音・遮音解析
 (1) 吸音とは、遮音とは
 (2) 解析手法(伝達マトリックス法)
 (3) 解析ツールの紹介と様々な積層防音材の計算結果
 (4) 最適積層構造の検討
 (5) 極細繊維材の吸音率予測手法

【質疑応答】