化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

・攪拌の役割、考え方、装置の特徴、スケールアップ良否の評価方法とは?
☆ 工場における製造条件を決定するために必要なスケールアップの考え方について解説!!

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年12月8日(木)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付
 
【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

講 師

 みづほ工業㈱ 技術開発室 課長  榎本 康孝 氏

【専門】
 界面化学

【略歴】
2006年 みづほ工業㈱ 入社
2017年 神奈川大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期(博士)課程修了
博士(工学)の学位を取得
西日本化粧品工業会・日本化粧品技術者会西日本支部 化粧品技術基礎講習会 講師
西日本化粧品工業会・日本化粧品技術者会西日本支部 化粧品技術実践講習会 講師
製剤機械技術学会 教育委員会 半固形製剤分科会

習得できる知識

・ 撹拌に対する考え方と汎用的な撹拌機の実際
・ 一般的な化粧品製造工程における製造機械の使用法
・ ホモミキサー(高速撹拌機)使用時におけるスケールアップの考え方 

趣 旨

 化粧品や医薬部外品等を製造するにあたって,工場技術者と共に研究室規模から工場生産規模へのスケールアップの研究が行われます。このとき,研究室によるサンプルの調製を忠実に再現することができるのであれば,工場における製品の製造も成功します。しかしながら,工場において研究室と全く同じ製造機械を使用することは通常ありませんので,工場で使用する製造機械の条件を新たに決定する必要があります。

 そこで本講座では,乳化撹拌装置を使用した乳化製品の製造を例にとって,工場における製造条件を決定するために必要なスケールアップの基礎的な考え方について解説します。

プログラム

 1. 乳化現象と撹拌
  1-1 乳化現象
  1-2 撹拌の目的と利用すべき作用
  
 2. クリーム・乳液製造工程で使用する機械
  2-1 低速撹拌機と高速撹拌機
  2-2 複合型の乳化撹拌装置
  2-3 クリーム・乳液の製造
  
 3. その他化粧品製造工程で使用する機械
  3-1 化粧水の製造
  3-2 パウダーファンデーションの製造
  3-3 口紅の製造
  
 4. スケールアップの良否(エマルション評価)
  4-1 ”機械的な力”と安定性・使用性
  4-2 粒子径および粒度分布測定
  4-3 粘度特性
  4-4 測定値とその評価
  
 5. ”乳化工程”のスケールアップ
  5-1 撹拌に対するスケールアップの考え方
  5-2 ホモミキサーを使用した乳化条件の算出
  5-3 一般的な撹拌機によるスケールアップ計算式
  
 6. ”冷却工程”のスケールアップ
  6-1 ”冷却速度を一定”とする場合の考え方
  6-2 ”冷却速度を向上”させる場合の考え方
  6-3 掻取ミキサーを使用した製品の冷却
  
 7. まとめ
  7-1 撹拌・乳化・分散プロセスに関すること
  7-2 スケールアップに関すること
  
 【質疑応答】