破断面の取り扱い方、肉眼と電子顕微鏡で観察した時の様子、故障までにかかっていた荷重などの推定、破損原因を特定する事例など詳解!
※ オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2022年11月22日(火)10:00~16:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
備 考
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
独立行政法人 労働安全衛生総合研究所 機械システム安全研究グループ
主任研究員 山際 謙太 氏
<専門>
機械工学・材料力学・破壊力学・フラクトグラフィ
<学協会>
日本材料学会フラクトグラフィ部門委員会 幹事
習得できる知識
1:フラクトグラフィの基礎
2:破断面の採取から肉眼観察による破損原因の推定法
3:ミクロ観察による応力などの推定
趣 旨
製品、工具などが破損もしくは損傷したとき、「なぜ壊れたのか?」という原因を調べて改善をすることは、とても大切なことです。しかし、壊れた物から原因の推定するためには、ある程度の知識と経験が必要となってきます。
このセミナーでは、このような知識と経験が無い方向けに、金属の壊れた部分 (破断面) の解析の仕方について説明をいたします。セミナーの内容は、はじめに解析で守るべき破断面の取り扱い方、解析に使用する機器について説明します。
次に肉眼で見たときの破面の解析の仕方、電子顕微鏡で見たときの破面の様子について説明します。また、破断面から応力等を推定する方法、破断面とディープラーニングの関係について説明します。最後に、破断面から破損原因を特定する事例の紹介をいたします。
特にこれから損傷調査を始めようとする方に、わかりやすく解説することを心がけております。多くの方の参加をお待ちしております。
プログラム
1-1.はじめに
1-2.解析機器
1-3.破断面の取り扱い
1-3-1. 破損部の特徴の把握
1-3-2. 破断面の保護
1-3-3. 破断面の洗浄
2.マクロ破断面の典型的な例
2-1.マクロ破断面の解釈の仕方
2-2.破壊メカニズムごとの典型的なマクロ破断面例の紹介
・脆性・延性・疲労・環境
2-3.マクロ破断面の解析事例紹介
3.ミクロ破断面の典型的な例
3-1.ミクロ破断面の解釈の仕方
3-2.破壊メカニズムごとの典型的なミクロ破断面例の紹介
4.フラクトグラフィを破壊力学を用いた破面解析法
4-1.破面からの応力推定
4-2.破面からの荷重繰り返し数の推定
4-3.破面解析とディープラーニング
5.破損事故解析例
5-1.チェーンの疲労破断面
5-2.アウトリガーボルトの疲労破壊
5-3.減速機の疲労破壊
・他事例
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※ 進行によって、多少前後する可能性がございます。
※ 質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。