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★乳化重合・ソープフリー乳化重合の基礎から粒子径制御法・高機能化、異形粒子や表面凹凸形状を制御した微粒子の合成法についても事例を示しながら紹介!
 
※ 本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年10月24日(月)12:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料は事前にPDFで送付します。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

講 師

 東北大学 工学研究科 教授 博士(工学)  長尾 大輔 氏

<ご専門>
 材料化学工学

習得できる知識

・機能性材料合成プロセッシング
・異種材料複合化のためのウェットケミカルプロセス
・界面制御プロセス
・コロイドの安定性 

趣 旨

 微粒子系材料の高性能化あるいは高機能化を図るには、微粒子の大きさや形態を精密に制御することが求められる。特に、重合反応をともなう材料合成過程では機能化を図るには材料界面を精密に制御することも必要になってくる。
 本セミナーでは、初めに機能性材料開発の設計指針について触れ、各種ポリマー系材料を機能化するための材料合成プロセッシングについて説明を加えながら、ナノからミクロンサイズ領域でのポリマー粒子径制御法を紹介する。それらの知見をもとに、粒子形成過程でのポリマー微粒子の機能化についても合わせて概説する。さらに、ダルマ型や凹み粒子のような異形粒子や、表面凹凸形状を制御した微粒子の合成法についても事例を示しながら紹介する。

プログラム

1.微粒子合成からの材料設計
 1-1.機能性材料開発における材料プロセッシングの重要性
 1-2.ポリマー微粒子合成法と粒径分布について
  
2.乳化重合とソープフリー乳化重合について
 2-1.粒子核生成過程
 2-2.粒子成長過程
 2-3.ソープフリー乳化重合における各種操作因子の影響
  
3.サブミクロン~ミクロンサイズ領域での粒径制御
 3-1.粒子形成過程における粒子表面荷電制御
 3-2.生成粒子径に及ぼす撹拌の効果
 3-3.生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
 3-4.粒子形成過程でのナノ粒子取込みによる機能化
  
4.ナノサイズ領域での粒径制御
 4-1.生成ポリマー粒子微小化のための界面制御
 4-2.生成粒子径に及ぼす共存イオン種の効果
 4-3.ポリマーナノ粒子を利用した機能成分の空間配置制御
  
5.ポリマー系微粒子の形態制御
 5-1.粒子形態制御による材料の機能化
 5-2.微粒子の異形化事例1(ダルマ状微粒子)
 5-3.微粒子の異形化事例2(凹み状微粒子)
 5-4.微粒子表面の凹凸制御事例1(ラズベリー状微粒子)
 5-5.微粒子表面の凹凸制御事例2(ゴルフボール状微粒子)
  

スケジュール

12:30~14:20 講義
14:20~14:30 休憩
14:30~16:30 講義

※ 講義の進行状況により多少前後いたします。