化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~各国の法規制、知的財産、開発状況を踏まえて解説~
・日本及び、各国の相違点とは?

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2022年9月16日(金)12:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 (有)ヴェト・ケミカル 取締役社長  尾野 啓子 氏

【専門】
医薬品・医療機器等の研究開発の調査

【略歴】
 北里大学卒業の獣医師
 医療機関で画像診断、臨床検査業務を3年間経験。
 関東医師製薬(メクト㈱)の研究所で非臨床試験(GLP、主に病理)を担当、
 その後工場の品質管理部でGMP(バリデーションの導入時)を担当。  
 また中国に点眼薬を輸出する業務にも一部関与。メクト㈱の清算のため退職。
 6か月間動物病院に勤務。
 1995年に有限会社ヴェト・ケミカルを設立。医薬品の市場調査、出版業務等を行い、現在に至る。

【活動等】
 GCP、GLP、GMP、医薬品及び医療機器の研究開発のアウトソーシング業務、アジアの国々の医薬品・医療機器に関連する市場調査、出版。
 臨床検査(画像診断等)、動物病院の獣医師、GLP(病理学)、GMP、GCPについて、広く浅い経験ばかり、それが強みと考えています。

習得できる知識

1 現地での医薬品の製品登録方法について
2 輸入(通関)・製造(査察、トレーサビィリティ)・流通・販売(GDP)の要件について
3 外資規制、特許制度、技術移転、環境対策
4 医療費低減政策と保険償還、薬価制度、入札制度、医療技術評価等。 

趣 旨

 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウの解説。
 各国とも、医薬品の薬事規制はグローバル化に進んでいます。ドラッグラグの解消として、優先審査、海外データの活用、臨床試験の免除なども整ってきました。
 ところが最近、有用でかつ高価格のバイオ医薬品等が多数上市されました。
 この結果、多くの国は輸入超過がさらに増加しました。結局、保険償還対象は国産のジェネリック薬のみ、国主導の入札等の、医療費低減施策が実行され、外資系企業の売上は激減しました。
 せっかく進出した企業の苦境を脱出するため、現地対応のノウハウについて検討します。

プログラム

 1.中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の医薬品の薬事規制の比較
  1) 製品登録のための薬事規制(ICHガイドライン、薬局方、CTD、海外データの活用、臨床試験の許可と免除、優先審査と条件付き承認、治験相談、特許制度、CMC、DMF制度、Web申請)。
  2) 輸入・製造のための薬事規制(業許可、通関、GMPとPIC/S、査察、トレーサビリティ)
  3) 流通・販売のための薬事規制(業許可、GDP、MR登録、市販後安全対策)
  
 2.現地で医薬品を販売するために必要なノウハウ
  1) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  2) 医療費低減政策、保険制度と保険償還、薬価、入札、医療技術評価
  3) 外資規制、技術移転、環境対策
  
 3.中国における医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) 製品登録のための薬事規制
  2) 輸入・製造のための薬事規制
  3) 流通・販売のための薬事規制
  4) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  5) 医療費低減政策、保険制度と保険償還、薬価、入札
  6) 外資規制、技術移転、環境対策
  
 4.香港における医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) 製品登録のための薬事規制
  2) 輸入・製造のための薬事規制
  3) 流通・販売のための薬事規制
  4) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  5) 保険制度、外資規制
  
 5.台湾における医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) 製品登録のための薬事規制
  2) 輸入・製造のための薬事規制
  3) 流通・販売のための薬事規制
  4) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  5) 医療費低減政策、保険制度と保険償還、薬価、外資規制
  
 6.韓国における医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) 製品登録のための薬事規制
  2) 輸入・製造のための薬事規制
  3) 流通・販売のための薬事規制
  4) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  5) 医療費低減政策、保険制度と保険償還、薬価、医療技術評価
  
 7.インドにおける医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) 製品登録のための薬事規制
  2) 輸入・製造のための薬事規制
  3) 流通・販売のための薬事規制
  4) 医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  5) 医療費低減政策、保険制度と保険償還、薬価、入札、特許制度、外資規制
  
 8.ASEAN主要国(タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシア)における医薬品の薬事規制と現地対応のノウハウ
  1) ASEAN CTD(ACTD)とICH、PICS/GMP、GDP等について
  2) ACTD、特にパートⅡ品質文書について
  3) ASEAN主要国の製品登録のための薬事規制
  4) ASEAN主要国の輸入・製造のための薬事規制
  5) ASEAN主要国の流通・販売のための薬事規制
  6) ASEAN主要国の医薬品の市場規模、治験登録、将来動向
  7) ASEAN主要国の医療費低減政策、保険制度と保険償還、医療技術評価、特許制度、薬価、入札、外資規制、技術移転、環境対策
  
 【質疑応答】