化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

表紙                   
 
       ■ 発  刊:2014年6月30日
       ■ 定  価:65,000 円(税込 71,500 円)
         * メルマガ登録者は 58,500 円(税込 64,350 円)
       ■ 体  裁:B5判・並製 176頁
       ■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
          ISBN 978-4-904482-09-4

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本レポートの特徴

 2015 年より燃料電池自動車の普及が始まる
 ◇ PEFC・SOFCの部材市場およびメーカー動向を詳述!!
 ◇ 自動車メーカーのFCVの開発動向と開発課題・市場展望を解明!!
 ◇ 水素ビジネス・水素ステーションの課題と展望を分析!!

刊行にあたって

 燃料電池の原理は1839年に、William Robert Grove によって実験的に確認が行われた。1980年代からはカナダのBallard Power Systems が開発していた固体高分子形燃料電池(PEFC)が、内燃エンジンよりもエネルギー効率が高く、有害な排出物がないことで注目され、自動車メーカーが燃料電池自動車(FCV)の開発を始めた。これが端緒となり、内燃エンジンに代わる動力源の探索を始めていた自動車メーカーによって引き起こされた結果であった。
 近年、「アベノミクス」の第3の矢に位置付ける成長戦略として、燃料電池自動車(FCV)の量産を促進させる水素容器規制の抜本的見直しを表明された。また東日本大震災の影響で停電リスクや電力不足への対応手段が必要とされ、エネファームが注目されている。これは2008年6月に燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)が家庭用燃料電池の認知向上を推進する取り組みとして名称を「エネファーム」に統一したのが発端である。
 2011年には自動車3社とエネルギー事業者10社から、2015年までにFCVの国内の市場投入、水素スタンド100カ所程度を整備する共同声明が発表された。2015年を普及開始初年度として2025年までにFCV200万台、水素スタンド1,000カ所を実現し、自動車産業の新たな飛躍を目指した取り組みが始まっている。さらに2020年の東京オリンピックでは大会運用に必要となる輸送手段にFCVが活躍することが期待されるなどFCV時代が始まろうとしている。
 本レポートでは自動車燃料として水素を販売するための水素ステーション整備、タイプ別の燃料電池、サプライチェーンに必要な製造、輸送、貯蔵、充填などといった各工程における主要部材・機器など全体像を捉える構成にした。
 燃料電池の部材および水素関連産業の全体像にせまる本レポートが、関連する業界で事業に関わる方々にとって貴重な情報源となることを確信し、ご購読をお勧めする。
 

 

本レポートの目次・構成

 はじめに
 第1章 水素生産
 第2章 固体高分子形燃料電池(PEFC)
 第3章 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 第4章 家庭用燃料電池
 第5章 燃料電池自動車(FCV)
 第6章 水素ステーションの動向と展望
 第7章 水素貯蔵材料
 第8章 その他の燃料電池関連製品
 第9章 その他の水素関連製品の企業動向
 

内容見本

 
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構成および内容

目次一覧PDF
はじめに
1章 水素生産
 1.概要
 2.企業動向
  2.1 昭和電工
  2.2 大阪ガス
  2.3 日立造船
  2.4 本田技術研究所
2章 固体高分子形燃料電池(PEFC)
 1.概要
 2.世界のPEFCシステム市場
 3.企業動向
  3.1 パナソニック
  3.2 東芝燃料電池システム
 4.PEFCスタック部材の市場
 5.電極材
  5.1 電極材の市場動向
  5.2 企業動向
   5.2.1 昭和電工
   5.2.2 豊田中央研究所
   5.2.3 エヌ・イーケムキャット
   5.2.4 ユミコア
   5.2.5 石福金属興業
   5.2.6 日立マクセル
   5.2.7 田中貴金属工業
   5.2.8 東芝
   5.2.9 戸田工業
   5.2.10 GSIクレオス
   5.2.11 フルヤ金属
   5.2.12 ホソカワミクロン
   5.2.13 長岡技術科学大学
   5.2.14 日清紡ホールディングス
 6.電解質
  6.1 電解質の市場動向
  6.2 企業動向
   6.2.1 デュポン
   6.2.2 旭化成ケミカルズ
   6.2.3 旭硝子
   6.2.4 帝人
   6.2.5 東洋紡績
   6.2.6 東北特殊鋼
   6.2.7 トクヤマ
   6.2.8 凸版印刷
   6.2.9 クラレ
   6.2.10 JSR
   6.2.11 ニッポン高度紙工業
   6.2.12 東レ
 7.セパレータ
  7.1 セパレータとは
  7.2 自動車メーカーにおけるセパレータ材料開発動向
  7.3 部材メーカーにおけるセパレータ材料開発動向
  7.4 セパレータの市場動向
  7.5 企業動向
   7.5.1 昭和電工
   7.5.2 東海カーボン
   7.5.3 FJコンポジット
   7.5.4 住友金属工業
   7.5.5 大日本印刷
   7.5.6 大同特殊鋼
   7.5.7 富士新素材開発
   7.5.8 日立マクセル
   7.5.9 山陽特殊製鋼
   7.5.10 信越ポリマー
   7.5.11 精工技研
   7.5.12 日立電線
   7.5.13 三菱鉛筆
   7.5.14 日清紡ケミカル
   7.5.15 長野県テクノ財団
   7.5.16 日新製鋼
   7.5.17 新日鐵住金
   7.5.18 神戸製鋼所
   7.5.19 ユニチカ
   7.5.20 東北特殊鋼
   7.5.21 三昌化工
   7.5.22 NOK
 8.ガス拡散層(GDL)
  8.1 GDLの市場動向
  8.2 企業動向
   8.2.1 東レ
   8.2.2 マイクロフェーズ
   8.2.3 東邦テナックス
   8.2.4 日本バイリーン
   8.2.5 三菱レイヨン
 9.膜/電極接合体(MEA)
  9.1 MEAとは
  9.2 企業動向
   9.2.1 大日本印刷
   9.2.2 独BASF
   9.2.3 日立製作所
   9.2.4 ジョンソン・マッセイ・フュエルセルズ
3章 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
 1.概要
 2.SOFCの構造と特徴
 3.SOFCの開発動向
 4.市場・開発動向
 5.SOFC部材市場の動向
 6.企業動向
  6.1 日本ガイシ
  6.2 京セラ
  6.3 三菱マテリアル・関西電力
  6.4 TOTO
  6.5 アイシン精機
  6.6 JX日鉱日石エネルギー
 7.アノード
  7.1 市場動向
  7.2 企業動向
   7.2.1 ホソカワミクロン
   7.2.2 田中化学研究所
   7.2.3 第一稀元素化学工業
   7.2.4 住友金属鉱山
 8.カソード材料(空気極)
  8.1 市場動向
  8.2 企業動向
   8.2.1 AGCセイミケミカル
   8.2.2 共立マテリアル
   8.2.3 ESL
 9.電解質
  9.1 市場動向
  9.2 電解質の研究開発の現状
  9.3 企業動向
   9.3.1 日本触媒
   9.3.2 東ソー
   9.3.3 日本ガイシ
   9.3.4 産業技術総合研究所
 10.インターコネクタ(セパレータ)
  10.1 市場動向
  10.2 企業動向
   10.2.1 マグネクス
   10.2.2 日立金属
   10.2.3 ポーライト
   10.2.4 イーエスエルエレクトロサイエンス
 11.燃料電池の種類と特徴
4章 家庭用燃料電池
 1.はじめに
 2.家庭用燃料電池の市場動向、将来性について
  2.1 エネファームの販売台数
  2.2 エネファームの価格
 3.企業動向
  3.1 パナソニック
  3.2 東京ガス
  3.3 東芝燃料電池システム
  3.4 大阪ガス
  3.5 ローム
  3.6 積水ハウス
  3.7 東邦ガス
  3.8 東急不動産
  3.9 静岡ガス
  3.10 オリコン・エナジー
  3.11 ソフトバンク
  3.12 ブルームエナジー
  3.13 西部ガス
  3.14 JX日鉱日石エネルギー
  3.15 三菱重工業
  3.16 アイシン精機
  3.17 ウルトラセル
  3.18 アツミテック
  3.19 住友精密工業
  3.20 日本海ガス
  3.21 TOTO
  3.22 日立製作所
  3.23 本田技研工業
  3.24 三菱日立パワーシステムズ
  3.25 富士電機
  3.26 住友精密工業
5章 燃料電池自動車(FCV)
 1.概要
 2.FCVの市場動向
 3.FCVスタック
 4.パワートレインの変化-FCV、EV、HV-
 5.燃料電池自動車の開発課題
  5.1 技術課題
  5.2 価格の課題
 6.企業動向
  6.1 自動車メーカーの動向
  6.2 トヨタ自動車
  6.3 本田技研工業
  6.4 日産自動車
  6.5 スズキ
  6.6 ダイハツ
  6.7 韓国ヒュンダイモーター
  6.8 日野自動車
  6.9 カルスタート
  6.10 GM
  6.11 アウディ
  6.12 豊田自動織機
  6.13 バラード・パワーシステムズ
  6.14 東日本旅客鉄道
 7.自治体の動向
  7.1 横浜市
  7.2 神戸市
  7.3 滋賀県
6章 水素ステーションの動向と展望
 1.概要
 2.千代田化工建設の水素サプライチェーン構想
 3.川崎重工業の水素エネルギーチェーン構想
 4.日立製作所の風力発電を利用したシステム
 5.水素ステーションの規制
 6.水素ステーションの課題
 7.水素ステーションのコスト
 8.世界の水素ステーションの動向
  8.1 はじめに
  8.2 海外動向
   8.2.1 米国(連邦政府)
   8.2.2 カリフォルニア州
   8.2.3 欧州
   8.2.4 ドイツ
   8.2.5 カナダ
   8.2.6 イギリス
   8.2.7 フランス
   8.2.8 ノルウェー
   8.2.9 韓国
   8.2.10 中国
 9.水素ステーション関連メーカーの動向と展望
  9.1 はじめに
  9.2 企業動向
   9.2.1 JXホールディングス
   9.2.2 川崎重工業
   9.2.3 三菱化工機
   9.2.4 岩谷産業
   9.2.5 日本エア・リキード
   9.2.6 豊田通商
   9.2.7 大陽日酸
7章 水素貯蔵材料
 1.はじめに
 2.高圧水素タンク
 3.低圧タンク(ボンベ)
 4.炭素系材料
 5.有機系水素化物(有機ケミカルハイドライド)
 6.錯体系水素化物
 7.液体水素
 8.アンモニア
 9.水素吸蔵合金
  9.1 概要
  9.2 水素吸蔵合金の仕組み
  9.3 水素吸蔵合金の現状システムの性能
  9.4 水素貯蔵の課題
 10.水素貯蔵の規制
 11.企業動向
  11.1 サムテック
  11.2 神戸製鋼所
  11.3 愛知製鋼
  11.4 中国工業
  11.5 共和電業
  11.6 日本重化学工業
  11.7 日鉄住金パイプライン&エンジニアリング
  11.8 日立造船
  11.9 産業技術総合研究所
8章 その他の燃料電池関連製品
 1.はじめに
 2.樹脂製高圧水素用ホース
  2.1 概要
  2.2 企業動向
    ①岩谷瓦斯
 3.シールシステム
  3.1 概要
  3.2 企業動向
   3.2.1 スリーボンド
   3.2.2 三菱電線工業
   3.2.3 東京興業貿易商会
   3.2.4 NOK
   3.2.5 クレハエラストマー
   3.2.6 電力技術研究所
   3.2.7 東陽テクニカ
9章 その他の水素関連製品の企業動向
 1.日本ゼオン
 2.キッツ
 3.山武
 4.オルガノ
 5.栗田工業
 6.日本特殊鋼業
 7.タツノ
 8.NOK
 9.東洋エンジニアリング
 10.IHI
 11.三井化学
 12.ノリタケカンパニーリミテド
 13.JFEコンテイナー
 14.東レ
 15.中山アモルファス
 16.宇部興産
 17.トヨタ自動車
 18.東北大学
 19.東京薬科大学
 20.九州大学
 21.山梨大学
 22.東北大学
 23.九州大学
 付録資料1.燃料電池とレアメタル
 付録資料2.燃料電池・水素関連産業の歴史

関連図書

        電池技術・市場

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