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粉体の付着性・流動性を「正確に測定」するには?粉体の一次物性および二次物性の測定法・評価法に焦点を当て基礎から詳細に解説!!

R&D支援センターセミナーのご案内

       開催日時:2019年7月30日(火)10:30~16:30
       会  場:江東区文化センター 3F 第2研修室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、昼食・資料付)
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

 FAX申込用紙PDF 

講 師

 ㈱ナノシーズ 技術顧問 工学博士  羽多野 重信 氏

<ご専門>
 化学工学,粉体工学

<学協会>
 化学工学会,粉体工学会,日本粉体工業技術協会

<ご略歴>
 2009年 名古屋大学を定年退職
 2009年 ㈱ナノシーズ,技術顧問
 2013年 富山大学大学院 非常勤講師
 2014年 中部大学工学部 非常勤講師
 2004年 ㈳化学工学会 研究功労賞受賞
 2018年 粉体工学会 第36回粉体工学会論文賞受賞

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・粉体取り扱いの初心者から実務者まで
 ・粉体物性の基礎を学びたい方
 ・トラブルを解決したい技術者

習得できる知識

 ・粉体の取り扱いと粉体物性の基本的な知識
 ・粉体の付着性・流動性評価のための様々な測定方法
 ・トラブル解決のための粉体物性

趣 旨

 近年,粉体を扱う分野では,原料粉体の微細化,高機能化の傾向が強くなっている。それに伴い付着性・流動性に関わるトラブルが急増しており,経験や勘による操作が追いつけなくなっている。また,粉体を調製する分野においても,従来品より高機能,あるいは安価な同等品を開発するためにも,粉体の付着性・流動性の正確な測定は必須となってきた。さらに,後工程を考慮した粉体原料や中間品の改良・開発も重要である。本講座でではこのような要求に応えるべく,粉体の一次物性および二次物性の測定法・評価法に焦点を当て基礎から詳細に解説する。

プログラム

1.はじめに
 1.1 粉体とは?
 1.2 粉体の定義と特徴

2.粉体の基礎物性
 2.1 粒子径と粒子径分布
 2.2 粒子形状
 2.3 密度
 2.4 比表面積
 2.5 細孔径
 2.6 濡れ性
 2.7 試料のサンプリング

3.粉体の付着性
 3.1 付着性と付着力の関係
 3.2 付着力支配の粉体と重力支配の粉体
 3.3 付着力発現の要因
  3.3.1 液架橋力
  3.3.2 ファンデルワールス力
  3.3.3 静電気力
 3.4 付着力の測定と評価
  3.4.1 一個粒子の付着力
    1)スプリングバランス法および振り子法
    2)遠心法,衝撃法,振動法
    3)原子間力顕微鏡(AMF)による方法
    4)圧壊力測定装置を援用する方法
  3.4.2 粉体層の付着力
    1)水平引張り法
    2)垂直引張り法
  3.4.3 Rumpf (ルンプ)の式
 3.5 実用的な付着性の評価

4.粉体の流動性
 4.1 荷重下の流動性と非荷重下の流動性
 4.2 流動の様式
 4.3 流動性の測定と評価
  4.3.1 オリフィスからの流出速度
  4.3.2 安息角
  4.3.3 粉体層の圧縮
    1)圧縮度およびHausner(ハウスナー)比
    2)かさべり度(川北の式)
  4.3.4 粉体層の流動化
 4.4 市販装置による実用的な評価
  4.4.1 非荷重下における流動性(Dr.Carrの方法による評価の例)
  4.4.2 荷重下における流動性(せん断力測定装置による評価の例)
    1)Jenike(ジェニケ)の表現,Farley(ファーレイ)の表現,綱川の表現
    2)実用的な流動性の測定と評価
    3)付着性・流動性に関わるその他の粉体特性の測定と評価