化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~中分子化合物の創薬への必要性とその創薬開発の方法とは~
中分子化合物は医薬品になることができるのか?

R&D支援センターセミナーのご案内

       開催日時:2019年6月18日(火)13:00~16:00
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

 ㈱バイオシス・テクノロジーズ 
   取締役&チーフテクニカルオフィサー(CTO)  中山 登 氏

《ご専門》
 機器分析・薬物動態・創薬

《ご活動》
 LC/MS Workshop世話人

《ご略歴》
 昭和48年3月 立命館大学理工学部卒業、電気通信大学材料科学科、
        コロンビア大学化学部研究員を経て、
 昭和56年6月 日本ロシュ㈱研究所入社。
        日本ロシュ㈱にて天然物化学部機器分析グループ長、
        中外製薬㈱研究本部化学部分析グループ長を経て、
 平成26年4月 中外製薬㈱を退職。
 平成26年5月 ㈱バイオシス・テクノロジーズ取締役&CTO、
 平成27年4月 聖マリアンナ医科大学分子病態情報研究講座講師 現在に至る。

定 員

 30名

趣 旨

 近年の個別化医療では、臨床での薬の選択や創薬において、臨床バイオマーカーが重要になっています。更に、正常状態と病態の臨界状態、病態初期状態あるいは病態悪化の動的状態遷移過程をはっきり識別することが出来る動的ネットワークバイオマーカーを、複雑疾病の早期診断や病態悪化の予兆検出に広く適用することで、適切なタイミングで適切な個別化医療を行なうことが可能となるものと期待されています。
 そこで、疾患状態で起こっている動的ネットワークのプロテインープロテイン相互作用(PPI)のシステムを解明することで、その疾患のメカニズムが明らかになると同時に、このPPIが創薬のターゲットになるのではないかと考えられており、製薬各社はPPI阻害剤の開発に力を入れようとしている。このPPIの阻害剤として、最近は中分子化合物が有効ではないかと考えられています。
 そこで、本セミナーでは、中分子化合物の創薬への必要性とその創薬開発の方法を、私の経験も含めて説明しようと考えています。

プログラム

 1.はじめに

 2.医薬品開発の現状
  2-1 医薬品開発成功確率の過去と現在
  2-2 医薬品の多様化
  2-3 個別化医療と創薬

 3.臨床現場と医薬品開発との間の大きな谷
  3-1 臨床現場での医薬品選択の現状
  3-2 科学的診断の重要性
  3-3 動的バイオマーカーメカニズムの解明
  3-4 疾患バイオマーカー探索の必要性とその方法

 4.創薬ターゲットプロテインープロテイン相互作用の解明
  4-1 疾患バイオマーカーから創薬ターゲットプロテイン探索
  4-2 プロテインープロテイン相互作用解析の手法
   4-2-1 クライオ電顕
   4-2-2 核磁気共鳴(NMR)
   4-2-3 質量分析(MS)

 5.プロテインープロテイン相互作用(PPI)阻害剤と中分子化合物
  5-1 なぜPPI阻害剤として中分子化合物が良いか
  5-2 創薬に応用可能な中分子化合物ライブラリーは何か
  5-3 中分子化合物を用いた創薬リード化合物の探索(Screening)

 6.中分子化合物は医薬品になるか
  6-1 中分子化合物の体内動態と構造活性相関
  6-2 中分子化合物は抗原抗体反応を起こし易いのか
  6-3 低分子・中分子創薬の新しい考え方であるAntibody-drug conjugate(ADC)製剤  

 7.今後の中分子化合物と創薬