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微粒子研究の概要をつかみ、次世代材料の創製につなげる!

R&D支援センターセミナーのご案内

       開催日時:2019年6月18日(火)12:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第1会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,980円(税込、資料付)
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 教授 博士(工学)  藤本 啓二 氏

【専 門】
高分子化学、界面コロイド科学、医用高分子

【略 歴】
1985年(昭和60年)3月 京都大学工学部高分子化学科卒業
            ポリアセチレンの合成
1987年(昭和62年)3月 京都大学大学院工学研究科修士課程修了
            表面グラフト重合による高分子表面改質
1990年(平成 2年) 3月 京都大学大学院工学研究科博士課程所定単位取得退学
            医用高分子研究センター(現京都大学再生医科学研究所)
生体適合性高分子および人工血管の開発
1990年(平成 2年) 4月 慶應義塾大学理工学部応用化学科 助手
            高分子微粒子および高分子ゲルの研究
1994年(平成 6年) 9月 米国マサチューセッツ州立大学 訪問研究員
            ポリマーを用いたリポソームの膜融合
1996年(平成 8年) 4月 慶應義塾大学理工学部応用化学科 専任講師
1999年(平成11年)4月 慶應義塾大学理工学部応用化学科 准教授
2008年(平成20年)4月 慶應義塾大学理工学部応用化学科 教授

定 員

 30名

受講対象・レベル

 ・大学2~3年度程度の高分子化学とコロイド化学のレベル
 ・若手の基礎教育の一環としての位置づけ
 ・高分子微粒子の研究をこれから始める方、考えている方
 ・高分子微粒子の研究について広く知りたい方

習得できる知識

 ・高分子の基礎の確認
 ・高分子微粒子の作製方法
 ・高分子コロイドの物性と機能評価
 ・応用展開への足掛かり

趣 旨

 高分子微粒子は、塗料、接着剤、樹脂改良剤、コーティング材、空孔形成材、化粧品基材、分離・診断用担体など、種々の分野で重要な役割を果たしている高分子素材です。この講座では、高分子微粒子に関する基礎的知見を明らかにすることによって、その後の研究・開発へとつなげていくことを目的としています。まず、微粒子設計という観点から、素材、サイズ、形状、表面構造、内部構造などの特性に注目し、それらを調節できる因子とその働き(機能)を明らかにします。この際、測定方法による微粒子の特性評価について説明を行います。これによって、微粒子に関するマテリアルデザインをイメージ化できることを意図しています。次に、高分子微粒子の作製について概要を述べた後、具体的に微粒子の合成・構造調節・特性付与・複合化と集積化などについて解説を行います。これによってアプローチ方法の多様性と可能性に触れた上で、いくつかの選択へと絞っていくことを意図しています。最後に、応用と関連する特性を示し、それに基づく機能の向上と新しい機能の創出について例示を行います。応用分野については、主に医用材料について解説を行います。なお、講座の内容は網羅的なものでなく、講師の注目した項目を中心に解説することをご了承ください。

プログラム

1.はじめに
  1.1 微粒子の概要
  1.2 コロイド科学の基礎(分散安定化・乳化など)

2.微粒子デザインのイメージ化
  2.1 素材(合成ポリマー・天然ポリマー・生体ポリマー)
  2.2 サイズ(ナノ粒子・サイズ分布)
  2.3 形状(中実粒子・中空粒子・異方性粒子)
  2.4 表面構造と内部構造
  2.5 微粒子測定方法
  2.6 調節因子による微粒子デザイン

3.高分子微粒子の作製(実際的なアプローチ方法・多様性と可能性・選択と集中)
  3.1 高分子の基礎
  3.2 高分子微粒子の合成
    (乳化重合・ソープフリー乳化重合・懸濁重合・
           分散重合・沈殿重合・ミニエマルション重合)
  3.2 高分子の会合・集積による微粒子作製(天然高分子微粒子)
  3.3 交互集積法によるカプセルの作製
  3.4 構造調節(表面改質と加飾・表面グラフト化・内部改質)
  3.5 特性付与(柔軟性・生体適合性・刺激応答性)(コアシェル粒子・ゲル粒子)
  3.6 複合化(他の高分子・金属・無機物)
  3.7 集積化
    (フィルム・コロイド結晶・コロイドゲル・リキッドマーブル・
                   コロイドフォーム・コロイドスポンジ)

4.機能の向上と新しい機能の創出
  4.1 医用材料における微粒子の活用法(微粒子で検出する・見る・集める・分離する・増やす・つくる・運ぶ)
  4.2 今後の展開(環境適合性微粒子)(微粒子構造体)(微粒子による微細加工)