化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2019年3月25日(月)13:00~16:30
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 会議室401  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:43,200円(税込) ※ 資料付

講 師

野口 昭治 氏  東京理科大学 理工学部機械工学科 教授
        博士(工学)、技術士(機械部門)

 
<講師略歴>

・略歴
1985.3 東京工業大学 理工学研究科 生産機械工学専攻 修了
1985.4 日本精工㈱入社
     研究、開発、設計部門に勤務経験
2002.3 日本精工㈱退職
2002.4 東京理科大学 理工学部機械工学科 助教授、准教授を経て現在に至る

・受賞歴
精密工学会論文賞(1992、2005)
日本機械学会 情報・知能・精密部門優秀講演論文賞(1997)
日本設計工学会論文賞(1999)
日本設計工学会武藤栄次賞優秀設計賞(2006)
日本機械学会機素潤滑設計部門業績賞(2009) 等

・所属学会
精密工学会、日本機械学会、日本トライボロジー学会、日本設計工学会、日本工学教育協会

・役職経験
精密工学会理事、日本トライボロジー学会理事、日本設計工学会理事
日本機械学会機素潤滑設計部門 広報委員長、技術企画委員長 等

セミナーの趣旨

 転がり軸受は、日本人の食生活に例えて“機械の米”と呼ばれることもあり、機械システムを構成する上で欠くことのできない機械要素です。機械設計においては、転がり軸受を機械の仕様に合わせて選定することが仕事となりますが、基礎的な条項をしっかり理解していないと、大きなミスにつながります。
 最近では、インバータによるモータの回転速度制御が普及するにつれて、家電品でも電食が見られるようになりました。電食は機械的な損傷ではありません。また、転がり軸受の内部を電気が流れるような設計は本来していないはずですので、電食が発生するとその原因はよくわからないことが多くありました。このセミナーでは、電食が発生する条件、リッジマーク成長過程の観察、電食を防止する方法を説明いたします。転がり軸受の電食に特化したセミナーは珍しいと思います。参加者の皆様にとって有意義となるめみなーにしたいと考えております。

プログラム

1. 転がり軸受の電食発生条件
 1.1 直流における電食発生電流密度
 1.2 直流における電食発生電圧

2. リッジマーク形成条件と成長観察
 2.1 電食損傷と油膜パラメータの関係
  2.1.1 回転速度を変化させた場合
  2.1.2 表面粗さを変化させた場合
  2.1.3 グリース基油粘度を変化させた場合
  2.1.4 リッジマークの形成条件

3. 電食防止に関する研究
  3.1 導電性グリース
  3.2 セラミックス転動体
  3.3 導電性グリースをバイパスとして用いる方法

            【質疑応答】

受講対象者

・受講に当たっての予備知識
 実務経験があれば特になし

・受講対象となる業種、所属部門、レベル等
 転がり軸受を使用する機械産業、モーターメーカーの新人、中堅技術者

学べる事

 転がり軸受における電食特性と電食防止技術