化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナーのご案内

       開催日時:2019年3月19日(火)10:30~16:30
       会  場:中央大学駿河台記念館 570号室  → 会場へのアクセス 
            〒101-8324 千代田区神田駿河台3-11-5
       受 講 料:49,800円(税込) ※ 資料付
            お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。折り返し、聴講券、会場地図、請求書を送付いたします。

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講 師

森本 雅之 氏  
東海大学 工学部 電気電子工学科 非常勤講師 工学博士 電気学会フェロー

 
<講師略歴>
28年間三菱重工業にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。
2005年より2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用に取り組んでいる。

電気学会フェロー、IEEE会員。
電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。

著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。

セミナーの趣旨

 誘導モータは産業用、家電用などの主要なモータとして古くから使われてきた。21世紀になり、パワーエレクトロニクスの発展と希土類磁石の実用化によりPMモータの使用が増加している。しかしながら、希土類資源の問題が解決したわけではなく、今後も課題として残ると考えられる。将来的にPMモータを広く使用してゆくことにはまだ疑問があると考えられる。
 誘導モータは電磁機構をすべて金属材料で構成できるため、堅牢であり、かつ安定した特性を持っている。さらに、自動車駆動に使った場合、高速域ではPMモータより高性能であるという特徴があり、電気自動車へ採用されることも多い。また、自動車への48V電源の導入の動向もあり、誘導モータをあらためて見直す必要が出てきている。本講演では誘導モータの基本、PMモータとの比較、車載用誘導モータの概要、さらに、近年の誘導モータの技術の動向について解説し、産業用モータ、車載用モータに向けた展望を明らかにしてゆく。

プログラム

1. 誘導モータの原理
 1.1 モータの原理
 1.2 電磁誘導
 1.3 誘導モータ

2. 各種の誘導モータ
 2.1 かご形誘導モータ
 2.2 巻き線形誘導モータ
 2.3 その他の誘導モータ

3. 誘導モータの性能
 3.1 誘導モータの等価回路
 3.2 誘導モータの特性計算
 3.3 誘導モータの効率

4. 誘導モータの評価
 4.1 誘導モータの試験法
 4.2 誘導モータの性能表示

5. 誘導モータの制御法
 5.1 回転数制御の原理
 5.2 インバータによる回転数制御
 5.3 高効率制御
 5.4 ベクトル制御のためのモータモデル
 5.5 誘導モータのベクトル制御

6. PMモータの原理と制御
 6.1 PMモータの原理
 6.2 PMモータの制御法
 6.2 永久磁石の課題

7. PMモータと誘導モータの比較
 7.1 構造から見た比較
 7.2 特性から見た比較
 7.3 用途から見た比較
 7.4 SRモータ、ブラシレスモータとの比較

8. 誘導モータの効率向上
 8.1 高効率規制(IE3、IE4)への対応
 8.2 効率構成要因
 8.3 材料技術の進歩
 8.4 製造技術の進歩

9. 誘導モータの車載状況
 9.1 誘導モータの駆動モータへの適用
 9.2 48V化の動向

10. 誘導モータの今後の展望
 10.1 各国での研究開発状況
 10.2 モータ性能の展望
 10.3 制御の展望
 10.4 材料開発への期待

       【質疑応答】