化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2019年3月19日(火)13:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア B1F R005  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:45,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 40,000円(税込)
             * アカデミック価格は 25,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
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講 師

 佐野 茂 氏  バッテリーコンシェルジュ

【講師経歴】
 1972年 東工大電気化学科卒。
 1973年 湯浅電池㈱(現GSユアサ)入社。蓄電池研究。
 1993年 リチウムイオン2次電池研究・開発・量試。
 2005年 JFCCにて「新規な電池理論」考案・出願。
 2007年 国プロ受託・計算化学による実証。
 2009年 東洋システム㈱ 電池評価担当。
 2016年 JFCC客員研究員・バッテリーコンシェルジュ。 電気化学>速度論>電池>鉛蓄電池・LIB・LIP
 電気化学会東海支部所属 新リチウムイオン二次電池 共著 2008年2月 ㈱情報機構発行

セミナーの趣旨

 昨今、自動車分野においては、2019年中国NEV規制に伴いEVの本格的普及が予測されており、EV用電池の動向が注目されている。 本セミナーでは、EV用電池として実用化されているリチウムイオン2次電池及び次世代電池について、現状やそれぞれが抱える課題・今後の展望を解説する。 また、様々な課題を解決し、更なる高性能化が期待できる新規な電池理論「片持ち論」(従来と異なり、負極カーボン中のリチウムイオンがカーボン壁のマイナスと引き合って安定に吸蔵される理論)及び「篩膜理論」(リチウムイオンは通過させるが、電解液分子は通過させない篩(ふるい)膜を用いる理論)について、その原理・考え方から可能性などについて解説する。

セミナー対象者

 ・電池研究者・技術者 ・自動車・自動車用部品技術者
 ・EV化で影響を受ける技術者
 ・次世代電池に関心のある研究者

セミナーで得られる知識

 ・現行リチウムイオン2次電池の抱える課題についての理解
 ・EV用次世代電池の開発動向および抱える課題についての理解
 ・新規な電池理論の基礎知識習得と理解

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1. 背景
 1) 自己紹介
 2) 講演内容
 3) 国内電池販売・生産実績

2. リチウムイオン2次電池が抱える課題
 1) SEI(固体電解質界面)と電池劣化
 2) 発火事故例と原因
 3) デンドライトショート
 4) 電気化学的考察
 5) 突然死

3. 次世代電池の現状及び抱える課題
 1) EV用リチウムイオン電池の見通し
 2) EV用電池の各社開発状況
 3) 次世代電池の課題
 4)全固体電池について
 5)定置用としての各種電池の適性比較

4. 新規な電池理論「片持ち論+篩(ふるい)膜」
 1) 現行理論の矛盾/両持ち論・クラスター論
 2) 新規な電池理論
 3) 計算化学による片持ち論の立証(国プロ成果)
 4) 先端孔・篩膜の存在の立証
 5) 新規な電池理論「片持ち論・篩膜」の考察

5.総括
 1) まとめ
 2) 追加 
 

 

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