化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

S&T出版セミナー

       開催日時:2018年10月16日(火)10:00~16:20
       会  場:中央大学駿河台記念館 330号室  → 会場へのアクセス 
            〒101-8324 千代田区神田駿河台3-11-5
       受 講 料:49,800円(税込) ※ 資料付

セミナーの趣旨

 自動車電動化の主役技術であるモータについて、①アジアを中心に市場拡大が予想される超小型電気自動車の展望、②資源政策面からアウディ社が採用を表明した誘導モータ技術、③実利用に近づく超電導モータ、④材料面で時代・形式に関係なく重要ポイントである絶縁材料について紹介いたします。

プログラム

第1部 10:00~11:00
超小型電気自動車の市場展望とインホイールモータの訴求性
平川 三昭 氏
㈱FOMM マーケティング企画・開発部長
 講師経歴
(1)活動
・会員:電気学会、IEEE、自動車技術会
・電気学会委員活動:
 2007~:半導体電力変換装置のパッケージング技術協同研究委員会
 2009~:自動車用パワーエレクトロニクスの適用調査専門委員会
 2010~:パワーエレクトロニクスにおけるシステムインテグレーション技術調査専門委員会
 2012~:自動車用パワーエレクトロニクスの拡大調査専門委員会
 2012~:IPEC2014実行委員会 (International Power Electronics Conference)
 2013~:機械技術と融合・進化するパワーエレクトロニクスシステムインテグレーション技術調査専門委員会
 2015~:自動車用パワーエレクトロニクスの新展開調査専門委員会
 2018~:SiCとGaNと共に発展するパワーエレクトロニクスにおけるシステムインテグレーション技術調査専門委員会

(2)受賞歴
・First Prize Paper Award:
 The 2010 International Power Electronics Conference -ECCE ASIA-, pp. 2941-2948 (2010.06).
・The best paper award for adult
 14th International Power Electronics and Motion Control Conference, p. T9.27-33 (2010.09).
 

セミナーの趣旨  電気自動車は、様々な国の成長戦略のもとで政策的に普及拡大の勢いにある。また、インホイールモータが実装された自走式電動自転車は既に中国や東南アジアで訴求力を得て、原付二輪電動車へと市場は拡大している。ここでは、欧州の所謂バイクカテゴリーに属する超小型四輪電動車の市場性に言及する。
プログラム ○ 電気自動車(EV)の普及
○ EVの普及政策
○ EVの市場形成
○ EV普及の障壁
○ 電動四輪車
○ 電動二輪車
○ 欧州L7eカテゴリー
○ 超小型電気自動車、超小型4人乗り電気自動車
○ 小型電気自動車の市場性
○ 交換式バッテリー
○ 小型カセット式バッテリー
○ インホイールモータ
○ アジア、タイ
   【質疑応答・名刺交換】
 
第2部 11:10~12:40
誘導モータの技術動向と車載展望
森本 雅之 氏
東海大学工学部電気電子工学科 非常勤講師 工学博士 電気学会フェロー
 講師経歴 【専門】
電気機器、パワーエレクトロニクス

【学会等】
電気学会フェロー、IEEE会員

【略歴】
28年間三菱重工業にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。
2005年より2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用に取り組んでいる。
電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。 著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。

セミナーの趣旨  誘導モータは産業用、家電用などの主要なモータとして古くから使われてきた。21世紀になり、パワーエレクトロニクスの発展と希土類磁石の実用化によりPMモータが主力となりつつある。しかし、誘導モータは堅牢で安定した特性を持ち、また、近年の技術進歩により性能も向上し、いまだに多くの分野で主要なモータとして広く使われている。本講演では誘導モータの技術動向について解説し、車載に向けた展望を明らかにしてゆく。
プログラム
1. 誘導モータの原理

2. 誘導モータの特性

3. 誘導モータの制御
 3.1 VVVF制御
 3.2 高効率制御
 3.3 ベクトル制御

4. PMモータの原理と制御
 4.1 PMモータの原理
 4.2 PMモータの制御法
 4.2 永久磁石の課題

5. PMモータと誘導モータの比較

6. 誘導モータの効率向上
 6.1 効率構成要因
 6.2 材料技術の進歩
 6.3 製造技術の進歩

7. 誘導モータの車載状況

8. 車載用誘導モータの展望

  【質疑応答・名刺交換】
 

 
第3部 13:40~15:10
超電導モータの技術動向と車載展望
中村 武恒 氏
京都大学 大学院工学研究科 電気工学専攻 特定教授
 講師経歴
1998年3月 九州大学大学院システム情報科学研究科電気電子システム工学専攻博士後期課程修了 (博士(工学)取得)
1998年4月 京都大学大学院工学研究科電気工学専攻助手
2005年5月 同上助教授
2007年4月 同上准教授
2017年4月 同上特定教授
現在に至る
2007~2009年度 近畿大学大学院総合理工学研究科非常勤講師

(活動)
2015年1月~2016年3月 雑誌「Superconductor Science and Technology」誌Asian Editor
2016年4月~2016年12月 雑誌「Superconductor Science and Technology」誌Executive Board Member
2015年10月~2017年9月 電気学会「超電導回転機の現状と将来動向 調査専門委員会」委員長

(受賞)
2001年 低温工学・超電導学会大島記念優良発表賞
2005年 電気学会優秀論文発表賞
2010年 低温工学協会論文賞
2010年 低温工学・超電導学会大島記念優良発表賞
2011年 第15回超伝導科学技術賞
2012年 日本電気協会関西支部功績者表彰
2014年 Grand Renewable Energy 2014 International Conference, Best Oral Presentation Award
2016年 第2回永守賞
 

セミナーの趣旨  講演者らが先駆研究を進めている高温超電導誘導同期モータを対象として、その基礎的回転原理、優位性、および車載応用への可能性を説明する。また、国家プロジェクトの成果を中心として、輸送機器用モータならびに同制御法、冷却系・電源系他のシステム化、および今後の課題や将来展望を紹介する。
プログラム

1. 電気-機械エネルギー変換と導電材料ならびに磁性材料の非線形性

2. モータの超電導化の意義
 2.1 定常特性の観点
 2.2 可変速時過渡特性の観点

3. 輸送機器用超電導モータの研究開発現状
 3.1 海外の研究開発現状
 3.2 国内の研究開発現状

4. 超電導誘導同期モータの原理と優位性
 4.1 原理
 4.2 優位性

5. 超電導導電材料の特性と評価方法
 5.1 特性
 5.2 評価方法

6. 国プロを中心とした輸送機器用超電導モータの研究開発
 6.1 20 kW級回転子超電導機
  6.1.1 定常特性
  6.1.2 過渡特性
  6.1.3 回生特性
 6.2 50 kW級全超電導機
  6.2.1 設計方法
  6.2.2 試作
  6.2.3 回転特性

7. 冷却系、電源系他周辺技術
 7.1 冷凍機
 7.2 冷却構造と冷却方式
 7.3 電源系

8. システム化研究開発

9. 将来展望

   【質疑応答・名刺交換】
 

 
第4部 15:20~16:20
車載モータ、インバータの技術開発動向と絶縁材料の市場展望
川崎 徹 氏
㈲カワサキテクノリサーチ 代表取締役
 講師経歴 ・1971年同志社大学法学部卒業後ケミカル系の商社に入社、約10年間有機材料関係の開発的な部門に配属。同社退社後プラスチック加工技術協会の研究企画や可能性技術協会事務局長を歴任。
・1985年カワサキテクノリサーチの前身になるコンサルタント会社を設立し、今日に至る。
・主に材料関係の調査レポートは800本に近づいており、新しいものではマルチクライント調査「EV化を支えるモータ、インバータ技術の多角的分析」「次世代高速・大容量伝送市場と対応材料技術展望」等などがある。現在、複数の大手化学メーカー等のコンサルタント業に追われる毎日を過ごしている。
セミナーの趣旨  弊社は今年の初めに「ECU」に関するマルチクライアント調査を行い、今回その調査を踏まえて「車載モータ、インバータ」についての同様の調査を行った。 本セミナーではこれらの調査を意識しながら、モータ関連の絶縁材料に関するホットな話題に迫ってみたい。