化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ 液中の粒子分散・凝集状態をどのように制御するのか ~

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2018年9月14日(金)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:55,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 50,000円(税込)
             * アカデミック価格は 25,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2 名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

使用テキスト

 セミナー用講演資料を基にしたテキストの他、「基礎スラリー工学」椿 淳一郎、森 隆昌、佐藤根 大士 (著)(丸善出版)を使用します。セミナー代金には当該書籍代金も含みます。すでにお手元にテキストがある方で、書籍不要の場合は、お申し込み時にお知らせください。書籍代5,000円を減額して請求します(55,000円⇒50,000円、他分類も準拠)。
 

講 師

 森 隆昌 氏  法政大学 生命科学部 環境応用化学科 教授

【講師経歴】
 2002年3月 名古屋大学 工学研究科 博士課程後期課程 修了 博士(工学)
 2002年4月 名古屋大学 工学研究科 物質制御工学専攻 助手
 2013年4月 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 准教授
 2016年4月 法政大学 生命科学部 環境応用科学科 教授、現在に至る

講師から

 スラリーを取り扱うプロセスにおいて、スラリー中の粒子分散・凝集状態を制御することは製品特性を制御する上で極めて重要です。この点についてはすでに広く理解されているのですが、粒子分散・凝集状態の評価が難しいために、作ったスラリーがどのような状態にあるのかが分からず、結局、勘と経験に頼った試行錯誤によって、スラリー調製条件を最適化するケースがほとんどです。本セミナーでは、スラリー調製条件最適化に役立つ指針やスラリー評価手法を学んで頂き、完全な試行錯誤から脱却し、少しでも「理論」や「指針」に基づいたスラリー調製へと移行できるようなお手伝いができたらと思っています。

セミナーの趣旨

 スラリー中の粒子分散・凝集状態制御の基礎を解説します。まず粒子分散・凝集状態を支配する因子を概説します。その後で、粒子分散・凝集状態をいかに評価するか、その手法を解説します。本セミナーでは特に評価が難しい高粒子濃度スラリーを中心に解説します。最後に紹介したスラリー評価技術を実プロセスに応用した例を紹介します。

セミナー対象者

 スラリーを取り扱う技術者、研究者(セラミックス、電池、食品、化粧品、医薬品など)

セミナーで得られる知識

 液中の粒子分散・凝集状態を支配する因子、液中の粒子分散・凝集状態を評価する手法

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1. イントロダクション
 1-1. スラリー評価の前に知っておきたいこと
 1-2. なぜスラリーが必要なのか?

2. 液中粒子の分散・凝集を支配する因子
 2-1. DLVO理論
 2-2. 非DLVO力

3. スラリーの流動性評価
 3-1. 流動挙動の種類
 3-2. 流動性評価法
 3-3. 流動性評価の実例
 3-4. 見かけ粘度の測定で注意すべきこと

4. スラリー中の粒子集合状態評価技術
 4-1. 重力沈降,遠心沈降試験
  4-1-1. 測定原理及び実験方法
  4-1-2. 測定結果の実例
 4-2. 静水圧測定法
  4-2-1. 測定原理及び実験方法
  4-2-2. 測定結果の実例
 4-3. ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
  4-3-1. 測定原理及び実験方法
  4-3-2. 測定結果の実例
 4-4. 希薄系での直接観察

5. スラリー評価の応用例
 5-1. 噴霧乾燥(スプレードライ)
     中実球形顆粒を作るには?
 5-2. リチウムイオン電池正極
     多成分スラリーを評価するには?
 5-3. チタン酸バリウム
     シート成形で成形体密度を制御するには?

6. まとめ