化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2018年8月2日(木)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 502  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:50,000円(税込) ※ 昼食代、資料代含
             * メルマガ登録者は 45,000円(税込)
             * アカデミック価格は 25,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2 名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 三枝健二 氏  日本大学 理工学部 電子工学科 教授

【講師経歴】
 昭和60年3月 日本大学理工学部電子工学科卒業
 昭和62年3月 同大大学院理工学研究科電子工学専攻修了
 昭和62年4月 同大理工学部電子工学科助手、現在、教授

【研究歴】
 電磁環境やアンテナ、電波応用に関する研究に従事。電磁環境に関する研究は、主に電磁波の反射・吸収・遮蔽の測定関連

【著 書】
 「初めて学ぶ電磁遮へい講座」、科学情報出版、2013、他

【所属学会】
 電子情報通信学会、映像情報メディア学会、電気学会、IEEE、 日本建築学会

セミナーの趣旨

 近年の電波利用はスマートフォンや自動車レーダに代表されるように、様々な周波数帯において急増し、それに伴いMHz帯からミリ波帯に至る各種の周波数帯において電波を効率良く吸収・シールドし、電波環境を整える必要性も急速に高まっている。
 室内無線LANにおける室内環境、ITSにおける自動料金システム周辺、自動車レーダ周辺や自動車内の搭載電子機器、電子機器の匡体内など、カーエレクトロニクス分野から建築分野などに幅広く及んでいる。それゆえに、周辺電気電子機器の誤動作や故障、生体への影響の対策として、電磁波シールドが注目されており、性能向上だけでなく、軽量化、加工性改善、など幅広い課題についての研究が行われている。
 本セミナーでは、電磁波吸収・電磁波シールドの概要、種類、及びメカニズムを解説し、最新の電磁波吸収・電磁波シールド材料の評価・材料選定を述べる。電気・電子・部品・材料業界の若手技術者、営業・マーケティング担当者、装置等周辺業界の開発・技術者等を対象とし、開発や事業の発展に役立てていただければ幸いである。

セミナー対象者

 電磁波吸収・電磁波シールド技術の知識を必要とする電気電子機器、電子部品・材料や自動車などの製造業、通信業、建築業に従事する技術者

セミナーで得られる知識

 電磁波吸収・電磁波シールド(電磁波を遮る)手法には幾通りかある。その全体像を把握すると共に、各メカニズムが理解できる。

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1. まえがき

2. 電磁波の基礎
 2.1 反射と透過
 2.2 損失性媒質中の伝搬減衰

3. 平面波の伝搬と送線路理論

4. 電磁波吸収のメカニズム
 4.1 電波吸収体
 4.2 一層型電波吸収体

5. 電波吸収体の評価

6. 電磁波シールドのメカニズム
 6.1 電磁波シールドの種類
 6.2 シールド効果の定義
 6.3 材料の透過による電磁波シールド
 6.4 導波管の遮断状態を利用する電磁波シールド
 6.5 チョーク構造による電磁波シー ルド
 6.6 開口部の寸法形状による電磁波シールド

7. 電磁波シールド材料の評価

8. むすび