化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2018年2月1日(木)13:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 503  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:49,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
             * アカデミック価格は 15,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2 名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 秋元英郎 氏  秋元技術士事務所 所長、技術士(化学部門)

【講師経歴】
 大手化学会社に入社後、子会社の研究部門に配属され、接着剤の研究開発を担当する。30歳の時に突然営業への異動を命じられる。営業で担当した分野は「特殊(その他)」。それまで見向きもされなかったが、何故か売上は立っていた分野を分析・分類し、セグメント毎に戦略商品を投入した。5年間の営業担当期間で収益源とし、社内の最重点セグメントに変貌させた。その後研究に戻りアイオノマー樹脂で学位取得。その後ポリプロピレンの材料開発と発泡成形加工法の開発に従事。その後発泡成形を自身の技術の軸にする。後、本社の企画開発部門で展示会の企画・インターネットを使ったマーケティングを担当した。プラスチック加工メーカーに出向して技術開発・知財管理を担当したのち、51歳でコンサルタントとして独立して秋元技術士事務所設立。その間、京都大学客員研究員も兼務し、微細射出発泡成形に関する知見を深める。

【活 動】

★ 専門分野
 ポリオレフィン系材料 プラスチック成形加工(特に、射出発泡成形、高転写成形) プラスチック加飾技術

★ 学会等
 プラスチック成形加工学会 発泡・超臨界流体利用加工技術専門委員会 委員長、プラスチック成形加工学会 編集委員、プラスチック成形加工学会 新加工技術専門委員会 委員
★ 著 書
 現場で使える発泡プラスチックハンドブック(出版:シーエムシー出版、発行:2017年9月)、その他分筆は多数あり
 

セミナーの趣旨

 本講座では、射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡(MuCell)の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。その中で、微細発泡成形の原理、微細発泡成形に用いる成形機・金型への要求事項、微細発泡成形に適した材料設計、コアバック発泡のしくみと制御について学ぶ。

セミナー対象者

 材料メーカーで発泡成形用材料を開発している研究者、成形機メーカーで発泡成形の技術開発を担当している技術者、発泡製品の開発を担当している研究者・技術者、発泡製品が関係する市場に参入を考えているマーケッター

セミナーで得られる知識

 発泡成形の基本的な考え方、発泡成形の種類、発泡剤の種類、微細射出発泡成形の技術内容と競合技術に関する知識、発泡成形のメリットとデメリット

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

はじめに

1 発泡体・多孔体の製法、特徴

2 発泡成形に用いられる発泡剤
 2.1 化学発泡剤
 2.2物理発泡剤
 2.3 超臨界流体
 2.4 マイクロカプセル

3 射出発泡成形の基礎

4 微細射出発泡成形(MuCell)の特徴、応用
 4.1 MuCellの原理
 4.2 超臨界流体の必要性
 4.3 設備と制御
 4.4 気泡の制御
 4.5 メリット
 4.6 用途例
 4.7 トラブルシューティング
 4.8 製品・金型設計
 4.9 一歩進んだMuCell

5 MuCell以外の物理発泡

6 コアバック発泡
 6.1 原理
 6.2 利点(何故コアバックによる軽量化効果は大きいのか)
 6.3 設備(成形機、金型)
 6.4 制御(気泡の制御)

7 今後の展開
 展示会情報を交えて